“あなたらしい人生”を邪魔するブレーキとは? 毎日から「イヤ」を減らすヒント (2/3ページ)
■「苦労したから何かを得られる」から抜け出そう
私たちはつい、「苦労したからこそ成果が手に入る」と考えてしまいがちです。
たとえば、富士山に登るときに、ヘリコプターで頂上に行ったら、あなたは感動できるでしょうか?
ヘリコプターで行っても、自分の足で登っても、山頂からの景色は変わりません。それなのに、「自分の足で登らないと感動できない」ということは、「何かを得るには、苦労しなくてはいけない、と潜在的に思っている」=「何かを得ようとするたびに、いつも苦労を引き寄せてしまう」ということになるのです。
これも謎の憲法に縛られていることの一つです。ですから、「ラク~に楽しみたい」という方は、「ラクして得たっていいじゃん」と自分の中の条文を書き換えてみましょう。すると、「ラクしても何かを得られる」現実を引き寄せられます。これでまた一つ、イヤなことを減らすことができるでしょう。
■いい人をやめてみよう「好きなように生きるには、イヤなことを少しずつやめていくこと」が大切だと著者は言います。なぜなら、長い間の我慢で心がマヒし、何を好きなのか見失っていることも多いから。だから、「好き」を探す前に「イヤ」を減らして、凍った心を溶かすことが大事なのです。
ところが、イヤなことをやめようとしたとき、「イヤだけどやめられない」という壁が現れることがあります。これは「頼まれたらNOと言えない」タイプがぶつかる壁です。
その根源には「いい人でいたい」、「愛されたい」願望があります。育ってきた過程で勉強を頑張ることで親に愛されてきた優等生タイプの人ほど、社会に出てからもいい人であろうと頑張って、イヤなことでも断れなくなってしまうのです。
この状況を抜け出すためには、完璧じゃなくても、いい人じゃなくても、愛されていいと、自分に許可をあげることです。「いい人でいたい」願望が消えていくと、無茶ぶり等にも「すみません、できません」と言えるようになっていきます。
もちろん、断ったことで相手に失望されるかもしれませんが、「これをやったら愛される」というのは、しょせんは条件付きの愛。もう愛されるための「いい人」はやめていいのです。