宮迫も岡本社長も全員救いたい?友近らを困惑させる松本人志の“義理堅さ” (1/2ページ)

アサジョ

宮迫も岡本社長も全員救いたい?友近らを困惑させる松本人志の“義理堅さ”

 一連の闇営業騒動を機に、吉本興業上層部への不満を蓄積させるお笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次や友近ら多くの芸人を悩ませるのは、他でもない同事務所の重鎮であるダウンタウンの松本人志による“博愛精神”なのかもしれない。

 雨上がり決死隊の宮迫博之やロンドンブーツ1号2号の田村亮らによる反社会的勢力への闇営業発覚をきっかけに、不適切な初期対応や、会見実施の是非を巡る内輪揉め、さらには「(宮迫らを)いつでもクビにできる」発言など、次々と吉本興業内での問題が勃発すると、情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)で司会を務める加藤浩次は「会長と社長を含む上層部が辞めないなら、俺は吉本を退社する」と吠えて見せた。

 もちろん、吉本の岡本昭彦社長を新人社員時代から知る松本人志も黙っていない。自身のレギュラー番組で徹底的に吉本の“殿様商売”ぶりを非難し、芸人あってこその上層部であるべきとの姿勢を示したものの、こと大崎洋会長が辞任する場合には自分も芸人を辞めると言い放ったのだ。

 この衝撃発言の翌週、7月28日放送回の「ワイドナショー」(フジテレビ系)では表現を変え、“吉本興業があらゆる膿を出し切らないのであれば、俺が芸人全員を連れて出て行く”という言い回しに変わっている。

「いずれも衝撃的な発言に変わりはないですが、加藤浩次を含む多くのワイドショー出演芸人や、吉本の上層部の刷新を望む後輩芸人にとっては、やはり“大崎会長が辞めるなら俺も辞める”という松本の発言は大きな足かせとなったでしょう。というのも、今回の騒動で大崎会長を含む幹部の辞任が必要だと説けば、それは同時に吉本の大御所であり、大先輩の松本の引退をも促すようなニュアンスになってしまうからです。つまり松本は吉本興業を徹底的に非難しながらも、トップである会長の辞任は一切求めていないという中途半端なスタンスを取ったことになり、これは上層部の入れ替えを求める他の芸人からすれば、疑問を抱かざるを得ない展開とも言えるでしょう」(テレビ誌ライター)

 その後、松本はツイッター上で「寝不足芸人がいっぱいやろな~。

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