~ 地毛の黒染め指導がなくなることを目指して ~ 「#この髪どうしてダメですか・署名プロジェクト」 19,065件の署名を、東京都教育委員会に提出 (2/7ページ)
これは生徒が校則で禁止されている頭髪の染色・パーマをしているか否かを見分けるために提出が義務付けられているもので、生まれつき茶髪やくせ毛の生徒は、「地毛証明書」を提出することでそれを証明します。2017年、大阪府である女子高生が茶色い地毛を学校側に黒染めするように強要されたことに対して、府立高校に慰謝料を求めて訴訟し、訴訟された高校は、騒動をきっかけに校則の一部見直しを行いました。
日本各地の学校では、いまだにブラック校則と呼ばれる「一般社会から見れば明らかにおかしい校則や生徒心得、学校独自のルール※1」が残されています。ブラック校則はこの他にも「ポニーテール禁止」「丸刈り強制」などが実際に存在しています。文科省調査の不登校経験者アンケート※2によれば、約10%の子供が「学校の決まりなどの問題」が不登校のきっかけの1つとなったと回答しています。
※1.「ブラック校則をなくそう!」プロジェクトによる定義を引用 ※2.参照:文部科学省「不登校追跡調査」平成23年調査・平成26年発表
SNS・メディアで大きな話題になった、パンテーン発『#この髪どうしてダメですか』
これらの現状を受け、ヘアケアブランド「パンテーン」は、社会全体で「髪型校則へのホンネ」について話し合うきっかけをつくることで、“ひとりひとりの個性を前向きに育てていきたい”という思いを「#この髪どうしてダメですか」という#(ハッシュタグ)に込め、プロジェクトを展開させました。また、パンテーンが髪型校則に関する調査を実施したところ、生徒のホンネはもちろん、現役の先生も「疑問を感じながらも、校則を新たに変えることはとても難しい」という葛藤を抱えている様子が見えてきました。『#この髪どうしてダメですか』プロジェクトは全国で瞬く間に広がり、Twitterにて約18万件の関連ツイート、Webムービーは約1,000万回再生、さらには数多くのTVをはじめとした主要メディアで取り上げられ、大きなムーブメントになりました。