稲垣吾郎『スッキリ』登場は文春のおかげ?くすぶるジャニーズ忖度問題

日刊大衆

稲垣吾郎『スッキリ』登場は文春のおかげ?くすぶるジャニーズ忖度問題

 7月17日、ジャニーズ事務所が元SMAPの3人、稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(42)を出演させないようテレビ局に圧力をかけたとして、公正取引委員会に注意を受けていたと、報道各社が伝えた。

 8月1日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が、ジャニーズ事務所による圧力問題について、続報している。

 記事によると、7月17日の報道後、テレビ局による過剰な忖度は鳴りを潜めたが、多くのメディアが現在でもジャニーズ事務所の顔色をうかがっている状況に変わりはないという。7月19日に香取が出演した、東京五輪スタッフのユニフォーム発表会見を取り上げた一部のメディアにも忖度が見受けられたと『週刊文春』では報じている。

「イベント当日に、香取は選考委員としてユニフォームを着て登壇。翌20日に放送されたフジテレビの『めざましどようび』では、香取の姿も映しつつ、イベントの様子を伝えました。ところが、24日放送の日本テレビの『スッキリ』では、イベント自体は取り上げつつも、香取を“完全スルー”したんです」(制作会社関係者)

『スッキリ』のスタジオでマネキンが着たユニフォームを紹介した際に、デザインの選考に携わった香取の名前や映像を一切使用しなかったという。7月18日発売の『週刊文春』でも報じているが、『スッキリ』には、2017年に元SMAPの3人が出席したイベントで意図的に映像や名前を排除した“前科”がある。

 2017年11月23日に放送された『スッキリ』(日本テレビ系)では、雑誌社が主催するイベントを取り上げた。このイベントには『新しい地図』の3人が出演していたため、日テレ編成部はイベント自体を取り上げることを嫌がっていたという。

 しかし、それを知った番組MCの加藤浩次(50)が「うちは忖度する番組ではない」と主張し、番組ではイベントを取り上げた。ところが『スッキリ』では、3人が映っている場面をカットしてオンエア。

「これに激怒したのがナレーションの“天の声”として出演する、南海キャンディーズ山里亮太(42)でした。VTRに映っていない『新しい地図』の3人について“香取くんと草なぎくんと、吾郎ちゃんも選ばれてるのよね”とコメントしたんです。さらに加藤が、“なんで(VTRに)いないの? なんだよ、それ”とつけ加えました。

 今回の五輪ユニフォーム発表イベントを取り上げた際にも、香取の名前や映像が出ないことに疑問を抱いたハリセンボン近藤春菜(36)が、“これって香取さんがデザインしたんですよね?”と発言。その後、加藤も“そうなの? 慎吾ちゃんが?”と、『スッキリ』の中でようやく“香取”の名前が出たんです」(前出の制作会社関係者)

 正確には香取はユニフォームをデザインしたのではなく選考に携わったのだが、近藤が香取の名前を出したことに、「自分も大変な時なのに、きっとあえて名前出してくれたんだろうな。ありがとう」「ユニフォームデザインの話の時に、春菜さんが慎吾くんの名前を出してくださった。その言葉に加藤さんも反応してくれていました」と、近藤を絶賛する声が上がった。

■稲垣の主演舞台にもジャニーズ事務所からの圧力…

 稲垣は7月29日に、都内で行われた舞台『君の輝く夜に ~FREE TIME,SHOW TIME~』のトークイベントに出席。

「イベントで稲垣は、7月9日に亡くなったジャニー喜多川氏を追悼するコメントを出しました。イベント翌日となる30日の『スッキリ』では、香取のユニフォーム報道のときと同じようにスルーするのかと思いましたが、稲垣の映像とともにイベントの様子を伝えましたね。

 また、かねてからジャニーズ事務所に忖度していたとささやかれていたフジテレビでも、『めざましテレビ』で稲垣の映像を流していました。今回、『スッキリ』と『めざましテレビ』で稲垣の映像が流れたことで、元SMAP3人のニュース及び映像が地上波で“解禁”になったといえるでしょうね。ただ、稲垣の映像を流したのは『週刊文春』に、改めて“日テレとフジがジャニーズ事務所に忖度している”と報道されるのを嫌がったから、という可能性も考えられますから、今後も元SMAP3人のニュースが取り上げられるのか、懸念が残ります」(前同)

『週刊文春』では、ジャニーズによる“元SMAPイジメ”はテレビ局だけではなかったとも報じている。

 8月30日から公演が予定されている稲垣の舞台から、長年、稲垣の主演舞台で企画と製作を担当してきたパルコが外れたという。稲垣サイドには同社担当者から「今後一緒にやることが難しくなった」という連絡があったと、『週刊文春』では伝えている。

「その理由というのが、ジャニーズ事務所からパルコに対し、ジャニーズタレントの舞台名をちらつかせながら、“うちとCULEN(『新しい地図』の所属事務所)のどちらを取るのか、はっきりさせてください”と通告されたからだと、『週刊文春』では報じています。昨年8月、稲垣のジャニーズ事務所退所後初となる舞台『FREE TIME,SHOW TIME』を上演したところ、ジャニーズ事務所の幹部が、“稲垣の舞台を続けるなら、うちは全部外します”と、パルコ側に伝えていたということですが、これが本当であれば明らかな圧力。公取委から“行政指導”が入ってもおかしくない案件ですよ。

 元SMAP3人の姿が、今後テレビでは見られる機会が増えるのでしょうが、テレビ以外の舞台やイベントについても、これから公取委の調査が入ることになるのではないでしょうか」(芸能プロ関係者)

 大手芸能事務所を辞めたタレントはしばらくメディアに出られないという、日本芸能界の不文律が、『新しい地図』の3人のテレビ解禁をきっかけに解消に向かうのだろうか――?

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