大谷翔平、松坂大輔、清原和博…プロ野球レジェンドたちの「甲子園秘話」 (5/5ページ)
大谷自身が「みんなに連れてきてもらった」と語った、3年春の大会だった。「花巻東は、1回戦で藤浪晋太郎(阪神)と森友哉(西武)のバッテリーを擁する大阪桐蔭と対戦。先発した大谷は、11四死球で9失点と大乱調で、藤浪からホームランを打ったのが唯一の見せ場でした」(前同)
この敗北を機に、大谷は投手として、さらなる鍛錬を積むことになる。そして、最後の夏として臨んだ岩手大会の3回戦。当時の高校野球史上最速となる160キロをマークする。「大谷が投げた瞬間、キャッチャーは“ショートバウンドする”と思ったそうです。しかし、ボールはバウンドすることなくミットに飛び込んできた。恐ろしいまでの“伸び”だったようですね」(同)
その後、プロ入りした大谷は、日本球界最速となる165キロを計測。MLBで、さらに球速は伸びていくに違いない――。