吉本「恐怖支配のカラクリ」“闇”座談会(1)「非主流派」によるクーデター (1/2ページ)

アサ芸プラス

吉本「恐怖支配のカラクリ」“闇”座談会(1)「非主流派」によるクーデター

 宮迫と田村による「クーデター会見」で深刻な“ブラック体質”が暴露された吉本興業。後日「冗談だった」としながらもパワハラ言動を認めた岡本社長ら同社幹部の絶対的権力はいかにして完成したのか。事情を知る関係者たちがタブーを恐れず証言する。

──一連の騒動をどう受け止めていますか?

A(吉本マネージャー) 率直な話、会社としては痛恨の極みですね。クールジャパン機構から100億円の出資を受けて、教育産業に進出することが今年4月に決まった直後のゴタゴタで、最悪のタイミング。社内では「100億円がパーになりかねない」とささやかれているぐらいです。

B(吉本芸人) 極楽とんぼの加藤さんが「取締役が辞めなければ自分が退社する」って「加藤の乱」を起こしたけど、あえなく「鎮圧」されたことで「やっぱり吉本の上層部に逆らうのは不可能だ」と再認識させられたね。岡本社長のグダグダ会見のあと、「今なら何を言っても大丈夫」と勘違いして「吉本批判」をしてしまった芸人たちは猛烈に後悔している。「会社に報復されるのでは」って戦々恐恐としてるのが現状だよ。

A もちろん会社は「誰が何を言ったか」は事細かに把握しているし、懲罰が下されるのも避けられない。今は売れっ子の加藤も、今回の「クーデター」で、遠からず仕事がなくなるのは間違いない。岡本社長本人も「軽々しく俺にたてついた平成ノブシコブシの2人は一生許さん」とブチ切れてたらしいです。

C(フリージャーナリスト) そんな岡本社長も同じくダウンタウンの元マネージャーで、吉本のトップに君臨する大崎会長の「操り人形」であることは知られた話ですからね。先日の会見は「大崎会長を守るため、あらゆる批判を自分に集中させるサンドバッグになったのでは」とみられています。

D(民放キー局社員)「笑ってはいけない」シリーズの「アウトー」の声でおなじみの名物マネージャー・藤原寛氏(50)も、今では吉本の副社長。

「吉本「恐怖支配のカラクリ」“闇”座談会(1)「非主流派」によるクーデター」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2019年 8/8号岡本昭彦加藤浩次吉本興業松本人志エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧