学習は競争ではない。シンガポールの小学校卒業試験の採点方法の見直しが行われる (2/4ページ)
シンガポールの学校システムは日本と異なり、Primaryが小学校で6年制、Secondaryが中学校でエクスプレスコースが4年制、ノーマルコースその他が5年生となる。Post-Secondaryが高校で2年制となっている。エクスプレスコースがいわゆる大学までの進学コースとなり、全体の約6割を占める。
オン大臣によれば、新しいシステムは、中学校へ進んで、エクスプレスクラスに入ることができる生徒の割合といったことに影響を与える可能性はあまりないという。
生徒たちが、まだ達成水準をベースにした採点システムに基づいて成績を評価されている事実を考えると、子どもたちの親は、PSLE採点システムの改革は"一大事"であると思うかもしれない。

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・他人と比べるのではなく、自身の達成度を評価
ふたつのシステムを比較すると、Tスコアシステムは、全国で行う徒競走大会に似ているが、新スコアシステムは個人のシンガポールで行われている体力テスト(IPPT)のようなものだと、オン大臣は言う。
競技会は、タイミングがひとつの要素ですが、自分の前に誰がいて、後ろに誰がいるということによって決まる、自分自身が今いる位置(成績順位)は二の次になります
新システムのもとでは、生徒たちは他人と比べるのではなく、自分自身の真価で採点される。