学習は競争ではない。シンガポールの小学校卒業試験の採点方法の見直しが行われる (3/4ページ)

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常にほかの生徒と比べられるのとは対照的に、生徒たちは自分の達成度に集中することができるのです

 新PSLE採点システムが、中学入学手段としてどのような意味をもつのか、基礎レベルの科目しか履修しない生徒は、エクスプレスクラスに及第する可能性が低いのかどうかついて、父兄が心配する可能性があることは気づいているという。

 しかし、新制度ではエクスプレスクラスの枠は4ポイントから22ポイントに広がるという。

 だから、基礎レベル科目の履修だけでも、必ずしもエクスプレスクラスに行けないということにはならない。とはいえ、新システムに慣れるには多少の時間がかかるかもしれないとのことだ。

 教育大臣は先週の木曜日、特別な教育支援を必要としている生徒のための基礎レベルの科目が、新システムのもとでどのように採点配分されるかを説明した。

 基礎レベル科目は、標準科目をAL6からAL8と判定されたAL AからAL Cで評価される。基礎レベル科目で30~74点だった生徒は7ポイントが与えられ、これは、標準科目で20~44点をとるのと同じレベルということになる。

 4つのPSLE科目すべてのトータルポイントが、入学できる中学校を決めるのに使われる。PSLEを受ける生徒10人のうち、ひとりは少なくともひとつの基礎レベル科目を受けていることになる。

 生徒の父兄は、新システムは複雑すぎると思うかもしれないが、GCE(一般教育資格)のOやNやAレベル試験ですでに使われていた採点システムにとてもよく似ていると、オン大臣は言う。

 たったひとつの結果しか出ないTスコア評価と比べて、各科目のスコアが出るため、はるかにわかりやすいシステムだという。

2021年までに、混乱もなく、人々が新しい採点システムや集計の計算方法を理解してくれるだろうと確信しています(オン大臣)

 これからは父兄と生徒たちが、受けて高い点数を出さないと大変なことになる一発勝負の試験という観点でPSLEを見ることはなくなるだろう、というのだ。
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