「殺したら朝食をおごる」と言われ元カノを殺害した16歳少年 裁判でも驚きの発言をし大炎上 (2/3ページ)

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 海外ニュースサイト『ABC News』は6月19日、米・アラスカ州に住む18歳の少女が親友を殺害した事件で、事件に関わった6人全員が殺人罪で起訴されたと報じた。

 同記事によると、主犯格のデナリ被告は、事件の数か月前インターネットを通じて、自称「大富豪」の21歳の男、ダリン被告と親しくなったという。ダリン被告は実際は大富豪ではなかったが、デナリ被告は嘘を信じ込んだ。ダリン被告から「誰かをレイプしてから殺害し、その証拠画像や動画を自分に送れば約9億7千万円を支払う」というメッセージを受け取ったデナリ被告は、親友の当時19歳の女性・シンシアさんの殺害を計画。多額の報酬を餌に、知人の16歳のケイデン被告を含む4人を殺人計画の仲間にしたという。

 6月2日、シンシアさんをハイキングに誘い出したデナリ被告とケイデン被告は、人気のない場所で、ケイデン被告がシンシアさんの背後から彼女の頭を銃で撃ち抜いた。そのあと2人は、シンシアさんを目の前にあった川に突き落としたという。デナリ被告は、犯行現場とは違う場所までシンシアさんを車で送ったとシンシアさんの家族に連絡したそうだ。犯行後、デナリ被告はシンシアさんを殺害した時の画像をダリン被告に送信したという。

 2日後に警察によって発見されたシンシアさんの遺体が、デナリ被告が知らせた場所とは違う場所で発見されたことから、警察はデナリ被告に事情を聞くなどしていた。その後の捜査の結果、シンシアさんを殺害した容疑が固まったとしてデナリ被告を逮捕。。デナリ被告とダリン被告がやり取りしていたメッセージや画像、動画も押収した警察は、芋づる式に他の容疑者らを逮捕し、事件の全容が明らかになったという。

 インターネットに慣れ親しんだ10代の少年少女たちの中には、冗談と本気、嘘と真実の区別がついていない者もいるのかもしれない。人を殺めることはもちろん、その行動によりどんな影響があるのか、一時の感情に流されず考えて行動する必要がある。
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