学校で起きた怖い話:小学校の中庭に現れたクトゥルフの姿をした黒きもの (1/2ページ)
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夏になると怪談話があちらこちらで聞こえてくる。この話はある小学校の図書館司書が、海外掲示板に投稿したものだ。
その学校の中庭に、クトゥルフ神話に出てくるような、無数の触手を持つ謎の生命体が出没したのだという。20人ほどの生徒が目撃し、図書館司書もそれを見たという。
・中庭にいた奇妙な生き物
それは最近、ある小学校で起こった。ひとりの図書館司書と数人の生徒たちが2階建ての校舎の中にいたとき、窓の外に奇妙な生き物がいるのを目撃したのだ。
この学校の図書室にはとても大きな窓があって、1階の中庭を見下ろすことができる。目線を上げれば、建物の屋根の上もよく見えるという。
図書館司書は、一緒にいた5~6歳の子どもたち20人とそれを目撃した。なんの異常もないごく普通の時間だったが、突然、子供たちが驚いて口をあんぐり開け、窓の外を指さして騒ぎ始めた。
・クトゥルフの姿にも似た...
その生き物は2本脚でまっすぐに立ち、全身真っ黒な姿をしていた。頭の先から爪先まで、黒光りしているように見える皮膚で覆われ、さらに、自由に動かすことができる触手のようなものをもっていた。その奇怪な姿に、全員が怖れおののいた。
子どもたちは、巨大な鳥が真っ黒な干し草を食べているのかと思ったと言った。しかし、図書館員によれば、それは鳥などではなく、人間とイカが合体したような怪物だったという。しばらくすると、その生き物はその場を離れ、皆が見つめる中、姿を消した。