いつの間にか味方が増える「巻き込み力」の源 (2/3ページ)

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鵜川:そこは超えないといけないところですね(笑)。しかし、勇気を出して言ってみても、「忙しいから無理」とか「へえ、いいじゃん頑張って(自分は手伝えないけどね)」と返ってくることはもう避けられません。ある意味、お店に入ったらいらっしゃいませと言われるくらい当然なものだと思ってください(笑)

でもそこからなんですよね、スタートって。一度言って断られたら、今度は別の人に言ってみる。同じ人であっても、何日か続けて話しかけていれば、昨日は断られたけど今日は興味を持ってくれるかもしれない。だからあきらめないことが大事です。そして、あきらめないためには、「それは自分が本当にやりたいことなのか」という問いに何度も立ち返る必要があります。

これまでやっていなかったこと、新しいことをやろうとしたら、面倒くさがって巻き込まれたくない人はやはり抵抗します。そこで折れてしまうかどうかは、本人がどれだけそれを実現したいかにかかっているんです。

――やはり「インサイドアウト」に行きつく。

鵜川:そうですね。極端な話、物事が成功したり、事業がうまくいったりというのは、やり方がすばらしかったりとか市場のニーズにマッチしていたという要素もあるのでしょうが、それよりも、やっている当人たちがどれだけそれを実現したいと考えているか、そのためにいかに必死で考えたかの方が大きいと思います。「これ、うまくいくかわからないけど、当たったらいいよね」くらいの気持ちだと、壁にぶつかったときに早々にあきらめてしまう。思いの大きさの違いはすごく大きいんです。

――それはそうかもしれませんね。

鵜川:私はファンケルという化粧品や健康食品のメーカーに勤めていたのですが、その会社が1995年に初めて直営店舗を出したんですね。

化粧品も食品も賞味期限・使用期限があるものなので、店舗を出してしまうと鮮度のコントロールと在庫のコントロールが難しくなるということで、通販が主体だったんです。

今でこそネット通販で化粧品を買うことが一般的になりましたが、当時はまだ店舗に行って買うのが主流でした。それもあってやはり店舗が必要だと創業者とその事業の立ち上げリーダーの二人は思っていたのですが、周りは役員含めて大反対だったそうです。

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