パチンコで勝つ「8月ラスト10日」がド本命なワケ【ギャンブルライター・浜田正則コラム】

日刊大衆

(イラスト/玉三郎)
(イラスト/玉三郎)

 夏商戦で7月から過剰に新台入替をしたツケが客にのしかかるのが、7月からお盆までのお約束なのは周知の事実。

 でもって、「お盆明けから月末までは還元」とは、玄人の間で常識ですが、お盆明けはさすがに“即いただき”とはいかないと言うのが私の見立てです。だってお盆に売り上げが振るわなかったホールは盆明けを調整弁にシメますもの。

 そんなわけで、私は8月ラストの10日間を本命と提唱します。優良店はこんな中にも撒き餌をします。必ず8月中に、お客に「出してるイメージ」を持たせてから、9月を迎えるでしょう。

 というのも、秋は季節ものの機種が出にくいため、新台のテーマが弱くなるので、必然的に新台入れ替え自体も集客力が弱くなります。おまけに在来シマも、『海系』からサーッと客が引くのがこの9月。これで売り上げノルマをクリアしなきゃならないわけですから、店は渋くならざるをえません。

 なので、直前に必ず集客目的の還元をするしかないわけです。というわけで、8月ラストの10日間は、すべての日とまでは言えないですが、かなりの日数が出し日になると踏んでいいでしょうね。これ、ガチです!

■狙いは「お盆商戦に看板だった」台

 ではお店はどのシマをアケるのか。以下に記していきましょう。

 まず客つき良好の『P リング バースデイ 呪いの始まり』は当確。早くに導入費用も回収が済んだに違いないため、9月以降も集客が見込めるこの台は甘い調整となるでしょう。『Pぱちんこ 新・必殺仕置人』『P牙狼冴島鋼牙XX』は先が見えた感があるため、やや期待程度。『Pスーパー海物語 IN JAPAN2』をはじめとする『海系』は見切っていいでしょう。

 スロットは、10月いっぱいを目処に完全撤収となる『スロット魔法少女まどか マギカ(初代)』と、同じく12月31日をもって完全撤去となる予定の『バジリスク絆』は、この先、常にチェックです。功労者ゆえに、この台を回収要員にするよりも、目玉台に据えて良い引退ロードを敷くのではないでしょうか。人気台が次々と消えていく現状、既存の人気機種『ジャグラー』には店も力を入れるでしょうね。こんな感じで攻めてみてください。

■タイプ別指南「短時間派・長時間派」

1)データ派・直感派
2)1台をずっと打つ派・フットワーク派
3)ハイリスクハイリターン派・ローリスクローリターン派
4)財力がある・無い
5)平日派・休日派
6)短時間派・長時間派
7)郊外・都会
8)辛抱強い・飽きやすい

 複数回にまたがってお送りしているタイプ別の指南。今回は(6)「短時間派」「長時間派」です。「とにかく一時間でもいいから打ちたい」みたいなファンの方も居るはずですし、「せっかくのパチンコだから、フルタイム遊びたい」という人も多いはず。それぞれのタイプに適したアドバイスができればと思います。

■「長時間派」は圧倒的有利! でもそれはあくまで下準備が前提

 長時間打てるというのは、それだけでかなりのアドバンテージ。まずなにしろ所要時間を気にしなくて済むのがデカイ。ですので、オススメ台も“すべて”ということになります。

 パチンコで一番の損は、負けることでもオカマを掘られることでもありません。それらは万人に公平な確率の範囲で起こる現象に過ぎないのです。

 本当に損となるのは、その範疇で得られた権利を放棄すること。確変などの優遇状態でタイムアップになることのような事象です。これを回避しやすい長時間派は、圧倒的に有利。

 デメリットは、負け日においてブッ壊れるほどやられる時間もある点ですね。頭に血が上ることは誰にでもあります。この状態で打ち続ければ、自由がアダとなります。たとえ時間がたっぷりあっても、むしろ悲劇。優良店、優秀台を探し当てる前提を踏まえた上での有利であることをご注意ください。

■「短時間派」のメリットは……

 短時間派のメリットは「計画的に遊べる」点ですね。趣味パチンコ(パチスロ)としては、これってとても重要。時間に縛られているようで、しっかりとしたルーチンを手に入れている優位があるんですよ。

 そんなこちらのタイプにオススメの台は、パチンコなら『甘デジ』。パチスロなら『ノーマルAタイプ』です。確変(スロットならAT中)などの優遇状態で時間切れになる台は避けてください。

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