火星の生活を疑似体験する洞窟内アトラクションがガチすぎる件(スペイン) (2/3ページ)

カラパイア



 紹介動画のハードコアな雰囲気からもわかるとおり、友達との宿泊に浮かれてキャーキャーと枕投げをしたりするような甘い感じではない。

1


・人体を守るための地下施設

「低温、強風、強烈な太陽放射など、火星の環境はとても過酷です。ゆえに、そこで人が生命を維持するために最適な方法が地下に潜ることなわけです」とアストロランドのダビ・セバージョスCEOはメディア紙に答えている。

 「カンタブリア山脈は、それに似た条件を再現するにはぴったりの場所です。」

 高さ50メートル、全長1190メートルのアレス・ステーションには、実験室、宇宙服、各種ミッション専用スーツ、生命維持カプセル、水栽培施設、電力・水製造装置、3Dプリンター、キッチン、娯楽室、ジム、サバイバルキット、食料などが完備される。

 「火星で10人が暮らすことを想定し、あらゆるテクノロジーや人間の能力を試験するために必要なものすべてが揃っています」と説明されている。

astrland1-625x352_e


・ガチで火星体験をしたい人、参加費用は72万円

 模擬火星探検に参加するにはトリップアドバイザーをつうじて予約をする。費用は約6800ドル(72万円)だ。

 すでにテストクルーによって初回の探検が実施されているが、11月には4回のミッションが予定されている。
「火星の生活を疑似体験する洞窟内アトラクションがガチすぎる件(スペイン)」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧