夏休みの「8月」は不人気? みんなが好きな「月」ランキング

日刊大衆

※画像はイメージです
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 今年は梅雨が長く、7月上旬の東京の日照時間は、わずか5.2時間と観測史上一番の少なさだった。梅雨が明け、8月に入ると連日30度越えの猛暑日が続いているが、ようやく夏らしくなったと喜んだ人もいるだろう。日本人は、昔から四季それぞれを楽しむ風習があり、月によって刻々と変わる気候に敏感。そこで今回は、10~60代の男女200人に、1年12か月のうち「一番好きな月」についてアンケート。みんなが好きな「月」はいつなのか?

 第3位は、「12月」。

 1年最後の月で、忘年会やクリスマス、大みそかなどのイベントも多い。12月が好きだと答えた人からも「クリスマスムードが好きだから。イベントが多く楽しいから」(27歳/男性/学生・フリーター)、「お正月にごちそうを食べるので、ワクワクしてくる」(57歳/女性)、「イベントが多く、華やかなイメージ」(63歳/男性/営業・販売)という声は多かった。他には「空が澄んでいてキレイに見えるから」(24歳/女性)、「寒いのが好きなので」(20歳/男性)、「誕生月だから」(38歳/男性)という人もいた。

 第2位に選ばれたのは、「4月」。

 日本では年度始まり。新学期や新しいスタートの季節というイメージが強い。4月を選んだ理由には、「暑くもなく寒くもなく過ごしやすい」(54歳/男性/総務・人事・事務)、「暖かいから。春爛漫のとき」(70歳/男性)、「誕生日だし、桜の花が咲くし、暖かくて過ごしやすいから」(30歳/女性/コンピュータ関連以外の技術職)、「花がきれい。桜が咲く。気温がちょうどいい。スポーツするのにもいい季節」(33歳/女性/総務・人事・事務)、「会社の期の始まり」(38歳/男性/営業・販売)、「学校が始まる名残りで新しく何かを始めたり気分をシャキッとするには4月がぴったりだと思う」(28歳/女性)、「リセットしてスタートできそうな感じ」(64歳/女性/主婦)などがあった。

■意外!? 1位に選ばれたのは秋の月

 そして第1位に選ばれたのは、「10月」。

 古くは神無月と呼ばれ、島根県では出雲に全国の八百万の神が集まる神在月と呼ばれる10月。気候的には夏の残暑も終わり、そろそろ涼しい風が吹き始める頃だろう。10月を選んだ人からは「気候がいい。過ごしやすいから」(38歳/男性/営業・販売)、「爽やかで心地よい気候になるから」(67歳/女性/主婦)、「湿気がなく涼しいから。11月も同様に好き。体調がよくなる」(67歳/女性/主婦)など、4月と同様に穏やかな季節だからという人が多かった。他には「食べ物がおいしい」(41歳/女性/会社経営・役員)、「中秋の名月が楽しめる」(69歳/男性)、「紅葉が美しい」(64歳/男性)「釣りにいくのにいい季節」(51歳/女性)という理由や、この月も「誕生日だから」という人が多かった。

 イベントが多い12月以外、トップ2はどちらも「暑くも寒くもない」月という結果だった。続く第4位は、こちらも過ごしやすく大型連休もある「5月」。夏休み真っただ中の8月は第6位と微妙な結果だった。

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