マンデラ効果とは何か?不特定多数が「偽の記憶」を真実だと思い込んでしまう集団的な誤解 (3/5ページ)

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 そのひとつに「ディーズ-ローディガー=マクダーモット・パラダイム(Deese-Roediger and McDermott paradigm)」がある。

 これは関係性の高い単語を含む単語リストを暗記しようとすると、そこになかったはずの単語まで記憶されてしまうというものだ。

 ”ベッド”や”枕”といった単語が記載されたリストを暗記しようとすると、リストにはなかった”睡眠”という単語が含まれていたと勘違いするのだ。

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image credit:Pixabay

・現実と想像を区別できない「ソース・モニタリング・エラー」

 記憶の不正確さは「ソース・モニタリング・エラー(source monitoring error)」でも生じる。

 これは現実と想像を区別できない現象で、心理学者のジム・コーンが「ショッピングモールの迷子」という方法で実証した。

 コーンは自分の家族に子供の頃の出来事をいくつか話した。その内のひとつは、兄弟がショッピングモールで迷子になったというものだったのだが、じつはこれは作り話だった。

 それなのに、これを聞いた彼の兄弟は実際にあったと信じたばかりか、さらに細かい内容まで付け足して語ったのだ。

 認知心理学者のエリザベス・ロフタスがこれをより大きな集団に対して実施してみたところ、被験者の25パーセントが偽の出来事を事実であると思い込んだという結果が得られている。
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