マンデラ効果とは何か?不特定多数が「偽の記憶」を真実だと思い込んでしまう集団的な誤解 (5/5ページ)

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 あるいはモノポリーのマスコットキャラが単眼鏡を着けているといったことや、お菓子のキットカットの綴りにはハイフン(Kit-Kat)が入るといったよくある勘違いもマンデラ効果の一例だ(なお、後者は単なる綴りの過度な一般化かもしれない)。

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image credit:Pixabay

・記憶の誤りは広範囲に流布されることでよりリアルなものに

 よくある間違いは、集団の中におけるリアルになる。だが、それがネットによってより広範囲に流布されるようになると、誤解はいっそうリアルなものとなる。

 たとえば、1997年に亡くなったダイアナ妃の自動車事故のシミュレーションは、折々で本物の映像であると誤解されてきた。

 このようにマンデラ効果の多くは、記憶の誤りと社会的な誤情報とが組み合わさって作り出されている。

 ちなみに誤りの多くが些細なことであるという事実は、それが選択的注意や欠陥ある推論によるものであることを示唆しているだろう。

 もちろん、多元宇宙によって説明できるものでないことはいうまでもない。

 確かに多元宇宙は量子物理学者の研究結果と一致しているのかもしれないが、もうひとつの宇宙がきちんと発見されるまでは、さしあたり心理学の理論で説明した方が納得できるのではなかろうか?

追記(2019/08/26)本文を一部修正して再送します。
References:Inverse / The conversationなど / written by hiroching / edited by usagi
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