ときめきたい。胸キュン映画4選 (6/7ページ)
でも、そんな欠点をむしろ肯定してくれる男性や、容姿以上に中身の魅力に気づいてくれる男性がいたら、幸せですよね。
B専の久世が目をキラキラ輝かせながら、「君は、絶世のブスだ!」と香澄を褒めたたえるシーンがとにかくおもしろいんです。
言っている本人は、悪口ではなく本気で求愛していますからね。
こんな愛の告白のシーンは見たことがありません(苦笑)。
そして、おもしろいだけではなく、この映画を見ていると心が洗われるのです。
それはなぜかというと、単に「劣等感があっていいんだ。そのままの自分でいいんだ」というような“甘やかしの映画”ではなく、「どんな欠点があろうと一生懸命、真心を込めて生きていれば、その魅力に気づいてくれる人がいるよ」というエールを送っている作品だからです。
香澄は、中身がすごく美人なんですよね。
◇(4)『her/世界でひとつの彼女』(スパイク・ジョーンズ監督)
アカデミー賞では作品賞を含む5部門にノミネートされ、脚本賞を受賞した作品です。
あらすじ 「近未来のロサンゼルスが舞台。傷心の日々を送っているセオドア(ホアキン・フェニックス)は、人工知能型OSサマンサ(声:スカーレット・ヨハンソン)を使うようになると、次第に“彼女”と過ごす時間に幸せを感じ、声だけで実態のない“彼女”に本気で恋をしてしまう」
これは、いろいろなことを考えさせてくれる作品です。これからちょっと先の未来に、この主人公のような恋をする人が出てきてもおかしくありません。
恋愛は自分の心でするものだから、たとえ片思いであっても、自分の中に愛が生まれれば、それはある意味、「恋愛している」といえます。
逆にいえば、好きでもない人にいくら愛されても、自分にとっては恋愛ではないですしね。
ただし、今回のように道具(魂のない存在)に対して、人間と同じような愛情を抱くとなると、ちょっと肯定できる話ではなくなってきます。