知っていました?自動車に水道水を使わない理由について (3/3ページ)
純水には不純物がほぼ含まれないため、ボディに水ジミができることを抑制できます。
ただ、純水は水道水に比べ高価なため、洗車に使うことをためらう人もいると思います。水道水を使っても水ジミがあまりできないようにする方法は次の通りです。
・直射日光を避けて、曇りの日にできるだけ洗車を行う
・洗車が終わったら、水道水が自然に乾燥する前にタオルでしっかり拭き取る
以上の2点を守って洗車を行えば、水道水による水ジミは抑制することができます。
■まとめ
エンジンの冷却水、ウィンドウォッシャー液、バッテリー液を水道水に置き換えられれば、手間を省け、ランニングコストも抑えられるので、期待した人もいたかもしれません。
しかし、紹介したようにこれらの液体を水道水に置き換えることができないです。エンジンの冷却水は劣化していくので、定期的に交換して下さい。バッテリー液やウィンドウォッシャー液の減少は、日常点検をしっかり行えば、把握できます。一方、洗車で使っている水道水は水ジミの原因になることは紹介しました。
水道水を使って洗車をする場合は、曇りの日を選び、水道水が乾く前に、タオルなどでしっかり拭き取って下さい。