心が痛む別れこそがあなたを磨いてくれる (2/2ページ)
「わたしのなにがまずかったから、彼は浮気したんだろう」とか、「わたしがあのときこうしていたら、彼は浮気せずに済んだのかな」とか、そういう答えが出ないことを、あるていどの時期までずっと考え続けませんか?そして、その問いには答えなんて、ないですよね?
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テレビドラマや映画は、善人と悪人がはっきり分かれています。そういうわかりやすいキャラ設定のほうが、見ていて理解しやすいし、最後に感動しやすいから、そうなっています。でも生身の人間がやる恋愛って、ほぼ答えがないものです。そして別れてしまえば、彼に答えを聞くことができない。答えを聞けたとしても、聞いた答えのそばからまた新しい疑問が湧いてきて、ずっとなにかが心に引っかかり続けるでしょう。
そういうのって、ハッキリ言ってしんどいことです。すべてのことが白か黒か、ハッキリなって「はい、おしまい」となったほうが、おそらく誰にとっても心が楽です。でも、そういう答えのない問いを、あるていどの期間ずっと思い続けることでしか、人の心って育たないのです。つまり、答えのない問いを考えることが、自分を磨くということになるのです。
それはきっと、人には本来、善人も悪人もないからです。ひとりの人の心のなかに、いいところもあればエグイところもある、それを別れは素直にそっくりそのまま表に出してくるのです。心が痛む別れはあなたに、善悪両方の自分を見つめさせるから、あなたは成長し磨かれるのです。(ひとみしょう/ライター)
(ハウコレ編集部)