マンネリカップルでも「彼に飽きていない」のなら大丈夫!
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今夜はちょっと、恋の話をしよう
地方に住んでいる人から「デートで彼と行く場所がないのですが、どうすればいいのでしょうか」という質問がきました。
デートのたびに、郊外の大型ショッピングモールに行き、そこに入っているカフェでお茶をして、ウインドウショッピングをし、そこの映画館で映画を見る・・・・・・たまには海や山に行く・・・・・・もう行きたい場所がない、マンネリです、困りました、という相談です。どうすればいいのでしょうか?
いっとき「マンネリエッチ」に関する話題が、ネットですごく流行りました。この解決法は、今でもネットにたくさんあるので確認してみるといいですが、たとえば「場所を変える」という方法があるそうです。
「いろんなものを使う」とか、「時間を変える」など、つまりいつもと違う刺激をふたりで味わうことでどうにかしているカップルが多いそうです。
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でもだからといって、アミューズメント施設がそうたくさんあるわけではない地方におけるデートについて、「いつもと違うところに行くといいです」と言うことはできないですよね。
もちろん時間とお金をかけると、いろんな場所に行くことができますが、おそらく片道1時間くらい以内でデートにふさわしい場所はどこか?という問いでしょう。
地方ではなく、都内のカップルは「デートで行く場所がない」とか「それゆえ、デートに飽きて困っている」という悩みをもっていないのかといえば、そうでもなかったりします。東京タワーに行ったことがない東京在住の人はたくさんいるので、東京タワーにでも行くといいと思うのですが、「行ったつもりになっている場所」って、積極的に行きたいと思わないですしね。
そうこうしているうちに、カップルでお互いに仕事が忙しくなり、デートといえば、金曜の夜に会って、ご飯を食べてお酒を飲んで、カラオケに行って・・・・・・で、やがて結婚しました、というカップルって、大勢います。
物理的な要因でデートがマンネリ化するのは、しかたのないことです。しかたないと思うのがイヤなら、あなたがどこかにでっかいアミューズメント施設を造るしかないでしょう。無理ですよね。
「デートには飽きていても、彼に飽きていなければ大丈夫」こう考えることです。国道沿いのイ●ンにも飽きた、しま●らにも飽きた、ス●バにも飽きた、もう全部に飽きたけど、彼にだけは飽きていない。こういう状況であるなら、解決策はあなたが考えなくとも向こうからやってきます。
マンネリって、なにか奇想天外な解決策を思いつかないと解決できないものではないんですね。すでに行き飽きたイ●ンに彼と行くことが「やっぱり」楽しいとか、飲み飽きたスタバのコーヒーであっても「やっぱり」彼と一緒に飲むとおいしいとか、そういう「気持ち」が解決してくれます。
気持ちとは、「少なくともわたしは彼に飽きていない」という事実を再認識するところから生まれます。(ひとみしょう/文筆家)
(ハウコレ編集部)(かしゅかしゅ@cashe_cashe2525/撮影)