サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「上がり馬フランツ好走必至!」 (2/2ページ)
そのハンデだが、おそらく53~54キロ。であれば、互角に渡り合っていい。
フサイチコンコルド(ダービー)を筆頭としてヴィクトリー(皐月賞)、アンライバルド(皐月賞)など近親、一族に活躍馬がズラリといる良血。また、間隔をあけたほうが走るポン駆けの利く馬。今回は走れる条件がそろっており、大きく狙ってみたい。
小倉のメイン小倉2歳Sは、距離が1200メートルの短距離とあって、スピード豊かな馬がそろった。
狙ってみたいのは、トリプルエースだ。
デビューは6月の阪神。馬場が悪く(稍重)、時計は平凡。しかもクビ差の勝利とあって評価はそれほどではない。が、断じて軽く見てはいけない。
「まだ余力はあった。今後が楽しみ」とは、コンビを組む和田竜騎手の弁だったが、だからこそ、すぐさまここに目標を置き、じっくりと調整してきた。
1週前の追い切りも軽快で、力を出せる仕上がり状態にあるとみていい。
ヴァロリス(英オークス、愛1000ギニー)という名牝にさかのぼる欧州屈指の名門の出。大種牡馬ミスタープロスペクターの4×3の近親配合馬(奇跡の血量)であるのも魅力。期待大だ。