カラスは道具を使いこなすだけじゃない。道具を使うのを楽しんでいる(米研究) (3/4ページ)

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 カラスがこの法則を理解したら、今度は箱をテーブルの真ん中に置いてみる。真ん中はどのようなご褒美が入っているかわかりにくい曖昧な位置だ。

 このとき、もしカラスがさっと近寄って中を調べた場合、カラスは中に大きなご褒美が入っているだろうと楽観的になっていると推測できる。

 反対になかなか近寄らない場合、おそらくは大したものが入っていないだろうと悲観的であると推測できる。

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・道具を使うことでカラスは楽観的になる

 この一種の心理テストを、数日間いくつかの状況を経験した後でカラスに受けてもらう。

 いくつかの状況とはたとえば、簡単に取れるエサをもらえたり、エサを道具を使って箱から取り出さねばならなかったり、部屋の四隅を飛び回るとエサにありつけたりといったものだ。

 その結果、道具を使ったカラスは、テーブルの真ん中に置かれた箱にずっと素早く近寄ることが判明した。

 一方、ただ大変なだけで道具を使用することがない状況にいたカラスは、楽な状況を経験したカラスに比べると、それほど熱心に真ん中の箱には近寄らなかった。

 「カラスは楽な状況を喜んでいました。それは意外ではありません。意外だったのは、道具を使うのはただ歯ごたえがあるから好きだというわけではないことでした。難しさを調整してみましたが、それで彼らの関心が強くなることはありませんでした。道具を使うというその特定の行為に、彼らが楽しいと思えるものがあるのです。」

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・動物だって楽しみたい

 もちろんカラスの気持ちを正確に言い当てることは不可能だ。
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