オトナの土ドラ『それぞれの断崖』出演者リレーインタビュー アンカーピチピチ20代の頃は恋多き女だったの 田中美佐子インタビュー (1/4ページ)
――よろしくお願いします!
田中 えー、『週刊実話』さんの取材って言うから、もっと怖い人が来るかと思った〜(笑)。
――いやいや、どんなイメージなんですか?
田中 あることないこと…とか?(笑)
――そんなことは…(多少はあるかも)。このドラマで田中さんは、息子を殺された母、志方雪子役を演じていますが、夫の恭一郎(遠藤憲一)は、加害者の少年の母・はつみ(田中美里)と不倫関係になっているんですよね。
田中 ひどいよね。とにかく夜、ひとりで台本を読むのが憂鬱で仕方なくて、読み始めると次第にドキドキしてきて眠れなくなるんです。だから台本を朝に読んだほうがまだいいかなとか真剣に思って、時間帯を考えています。
――眠れなくなってしまうほど、感情移入している?
田中 この前も朝の8時から夕方まで叫んでいるシーンを撮って、心拍数が早くなってバクバクが収まらなくなって、家に帰ってからもクールダウンしたいけどできなくて…。
――日々、感情を爆発させているんですね。
田中 怒りって、感情の中で一番タチが悪いなと思いました。でも、私が怒り悲しまないとストーリーが進まないから、真剣に本気に苦しんでます。交感神経と副交感神経のバランスがおかしくなるんじゃないかと思うぐらいに。
――自分の息子を殺した子の母親と不倫してしまう夫、こんなことってあるんでしょうか!?
田中 私、人生の中で絶対にない話はないと思ってやっているんです。ちょっとありえないなと思う話でも、世の中にひとりぐらいはこういう台詞を言う人はいると信じてやっています。遠藤さんとも、「こんな人がいるんだ! って、視聴者の方に思ってもらえたら今回のドラマは成功だね」と話をしています。
――遠藤さんは、「絶対に共感されないし、嫌われるよな」って。「嫌われるのはまだいいけど、見たくないと思われたら困る」とも言ってました。
田中 遠ちゃんは私に対してちょっと悪いと思っているみたい。撮影の合間に必死に媚を売りに来るんですよ(笑)。
――役とはいえ、美佐子さんを裏切ったから?
田中 お弁当を差し入れてくれたり、意味のないにらめっこを仕掛けに来たり(笑)。