苦痛な会社の行事をしたたかに乗り越える方法 #フレッシャーズサバイバル (2/4ページ)

フレッシャーズ

「自分たちはこんなに楽しいのに、若い人たちが楽しくないと言って参加しない。わがままだ」くらいに思っちゃう人もいたりします。

会社の行事を「うまくやる」には


そんなふうに分析しつつも、私は権力的なものに対して1mmも譲歩したくないし自分の権利を絶対に守りたいタイプなので「休日に会社の行事に強制参加させられるなんてひどい会社! そんな行事、みんなでボイコットしちゃえ! てか、そんな会社やめちゃえ!」って言いたい思いはすごくあります。
でも、その結果食うに困るようでは人生やっていけないし、食うためにある程度譲歩するのも大事だっていう大人の考え方も最近(やっと)できるようになりました。

で、そんな私がここでりんごさんに何を言えるかというと、

「できる限り、うまくやってみよう!」

ということです。

「できる限りうまくやる」とはどういうことかというと、会社側の要求(新人は行事に参加するように、というお達し)に対して、

・差し出すものは最小限
・受け取るものは最大限

になるように、計画を練って実行する、ということです。

「差し出すもの」とは、参加する「時間」であると考えてください。強制参加の行事が10個あったら、何個までならサボっても許されるか? 早く切り上げても大丈夫なものはどれか? そのあたりのさじ加減をじっくり検証する。

「受け取るもの」は上司たちからの「信頼」であると考えてください。参加する行事でどのように振る舞えば信頼を得られるか? もっとも効率よく自分の人となりを伝えるために、できそうなことは何か? ということを、したたかみたっぷりに考えてみる。

なお、「信頼」というのは、単に好かれたり気に入られたりすることではありません。この人はしっかりしてる人だな、自分というものを持っているな、と思われることです。

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