「悪質あおり運転」30万円の慰謝料も取れる!? 全国“悪魔ドライバー”公開 (4/4ページ)

日刊大衆

今なら私の事例程度なら、30万円ほどの慰謝料は取れるのではないかと思います」(同)

 民事の場合は損害賠償請求にならざるをえないが、刑事の場合なら、道路交通法違反(車間距離不保持、安全運転義務違反など)はむろん、もっと罪の重い暴行罪、強要未遂罪にも問えうるとも。「刑事告訴したほうがいい理由の一つに、相手の特定をしなくていい点があります。民事の場合は自分たちで相手の氏名を特定し、なおかつ自分の名前なども公表しなければなりません。刑事であれば氏名不詳でも告訴可能です。とはいえ、民事の場合でも、弁護士に協力を仰げば相手のナンバーさえ分かれば、その車の所有者を特定することができます」(同)

■窓は開けず、相手をしないのが一番

 また、実際に被害に遭ったからこそできる、こんなアドバイスも。「私の場合、相手が車窓を叩いてきた際、“話すことは何もありません”とドア越しに答えました。窓は開けず、相手をしないのが一番です」(同)

 工藤氏のケースではビデオ撮影が決め手になった。ともかく、あおり運転には証拠を残すことが重要だ。「まだ8台に1台ほどの設置率ですが、あおり運転に遭った際のことを思えば、後ろも撮影できるドライブレコーダーの設置がお勧めです。設置していることを示すシールを貼るなど、設置が分かれば、それだけで抑止効果にもなります」(前出の北島氏)

 全方位撮影(幅寄せ被害の場合の車の左右も撮れる)のドライブレコーダーは5~6万円するそうだが、万一のことを思えば決して高くはないだろう。

■あおり運転防止5か条

 最後に、今回登場してもらった3人の専門家も作成に関わったという、「あおり運転防止5か条」を紹介しよう。

(1)わざわざ、あおられる理由を与えないこと(前述の低速走行など)。(2)あおられてしまったら相手をせず逃げる。(3)悪質なあおりを受けたら、その場で立ち向かわず、後で法的に訴える。(4)ドライブレコーダーを活用し、無理ならスマホのカメラなどで対応を。(5)あおり運転は悪質犯罪で、あらゆる法令を駆使して取り締まる。

 あおり運転は絶対に許されない危険行為だ。正しい対処法を知って、根絶しよう!

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