マジメを装った男子は「愛し方に自信がない」 (1/2ページ)
男子には、男子特有の恥じらいがあります。つきあっている彼女がマジメな話をしているときに、小学生のように茶化す彼・・・・・・というのは、なにも彼女の話を聞きたくないとか、彼女の話なんてどうでもいいと思っているわけではなく、彼の持つ恥じらいがそうさせているのです。
マジメにつきあっている彼女の話を、マジメに聞く・・・・・・当たり前と言えば当たり前のことですが、そのマジメな話を大真面目な態度で聞くのが恥ずかしい・・・・・・。たとえば男の恥じらいとはこういうものです。
あるいは、マジメにつきあっているのだから、ゲームをしながら彼女の話を背中で聞いても「ちゃんと聞いてるから別にいいじゃん」と言う・・・・・・。これも男の恥じらいのひとつでしょう。
あるいはルックスはチャラそうだけど、仕事はマジメにしていて、彼女に「ホントはマジメじゃん」と言われたら、ムキになって「そんなことはない!」と言う・・・・・・。
全部、男の恥じらいゆえの行動です。
そういう彼の言動に対して、彼女が「もう!わたしの話をマジメに聞かないって、どういうこと!」と怒っていたのでは、どうにもならなかったりします。なぜなら彼は、「心底」マジメに彼女の話を聞いているからです。
マジメな態度を示したほうが、相手が満足するとわかっていながら、チャラい行動に出る。真剣な態度を示したほうが、彼女に愛が伝わるとわかっていながら「どうでもいいよ」とぶっきらぼうに言ってしまう。男子って子どもの頃からこんなところがあります。
オトナになっても、そういう態度に出る男子は、たとえば「ふざけたようなチャラい態度とか、そんなこと関係なくって、おれはおれで彼女のことをきちんと愛している自信がある」と思っていたりします。