■３．彼のために尽くしすぎてしまった

・「当時の彼のリクエストに付き合い、デ－トの度に半日間牛スジを煮込むことに費やしていた時期がある。せっかくマスターした頃に、今度は彼が豚の角煮をリクエスト。当時は料理に限らず色々頑張ってたけど、同じように私に対しても彼のブ－ムが過ぎ去り、向こうから別れを切り出された時は何とも言えない気持ちになった・・・・・・」 (28歳／女性／医療・福祉)

これは女心がよく分かる悲しいエピソード。料理でなくても似たような経験をした女子も多いのではないでしょうか。

しかしたとえうまくゆかなかったとしても、あなたが彼のために身に着けた“技能”や“知識”はムダになりません。次の彼氏のために腕をふるいましょう！

・「彼が会えると言えばその日の予定は全てキャンセルし、電話が来たのは一週間後という時も。もちろんそれまでに私の感情は揺れに揺れ、心底むかつき、もういやだ、やめようと思うのに会った瞬間に何もなかったように笑っている自分がいました。そんな事を繰り返しながら5年は彼との日々を過ごしてました」(30歳／女性／自動車)

こっちの“惚れた弱みにつけこんで”相手は毎回自分を待たせるというパターン。しかも、彼からの連絡を待つという行為で彼と会っていない時間さえも拘束されてしまうことに・・・・・・。

なんでも彼のリズム合わせていたら、他の人と関わる時間や付き合いも薄くなり、いつの間にか友達を失ってしまうかもしれません。

「彼しか見えない」・・・・・・と振り回される恋は、あなたが築き上げてきた人間関係を破壊するものとなるのです。

「彼のこと大好きだから髪も服も性格も彼好みになるようにしてたけど、自分も疲れたし、結局フラれた。今の彼にはありのままの自分を出せてるし、2人仲良くやっている。 女の子は絶対に振り回されるより振り回すくらいの方が幸せ！！ 」(21歳／女性／大学生)

恋に落ちて何より苦しいのは、この女性が経験したように「自分じゃなくなること」「私が私じゃなくなること」ではないでしょうか。

彼が好きだからこそ彼に合わせていくうちに自分の生活、自分の時間、自分のしたいこと自分の好みのものがどんどんなくなってゆき、自分らしさが失われていく。彼の色に染まらなくてはならない恋は、サイズが合わないキツイ洋服のようなもの。

どれだけデザインが恰好よくても、その窮屈さにいつか息が詰まって脱がざるをえなくなってしまうのです。着心地のいいものでないと決して長持ちなどしないのです。

「あなたのサイズに合う」ピッタリくる男性と巡り合えますように！！（神崎桃子／ライター）

（ハウコレ編集部）