勇壮なパフォーマンスに感激!岩手県の伝統芸能「しし踊り」に『遠野物語』の世界を堪能 (2/5ページ)
しし踊りは遠野のみならず各地に伝えられますが、踊りのスタイルは大きく二つに分けられます。
太鼓踊りの例。花巻にて見学した鹿踊り。
一つはしし自身が太鼓を抱えて打ち鳴らしながら踊る「太鼓踊り」と、もう一つはししと別に笛や太鼓がいて、ししは身にまとった幕とカンナガラ(鉋殻)と呼ばれるたてがみをひるがえして踊る「幕踊り」で、遠野では後者の幕踊りが伝えられています。
ししだけが主役じゃない!幕踊りの役割あれこれ幕踊りの大きな特徴の一つとして(ししのみがメインで踊る太鼓踊りに比べて)役割の多さが挙げられます。ここでは、隊列の順番にその役割を紹介していきます。
【世話人】
隊列の先導や踊り場所の確保や調整などを行う窓口的な存在で、心づけや問い合わせなどはこの人にすると話がスムーズでしょう。
【旗持ち】
文字通り保存会の名称などを記したのぼり旗を奉げ持つ名誉な役目であり、自分たちの誇りを示すべく、堂々と立っています。
躍れ踊れ、とにかく踊れ。見ているこっちまで踊りたくなってしまいます。
【種ふくべ】
ふくべ(瓢)とは瓢箪(ヒョウタン)のことで、大きな瓢箪を身に着けているのが目印です。