勇壮なパフォーマンスに感激!岩手県の伝統芸能「しし踊り」に『遠野物語』の世界を堪能 (3/5ページ)

Japaaan

愉快な踊りで隊列をリードする役割のため、すべての役を経験or熟知したベテランが務めるそうです。

【ふくべ】
小さな瓢箪を手に持って踊る役で、たいてい最年少の子供たちが可愛らしく頑張っています。中には長い踊りの途中で飽きたり疲れたりしちゃう子もいますが、そこはご愛敬。微笑ましく見守ってあげましょう。

【中たいこ】
ふくべの子たちが少し大きくなると、今度はフリキ(振木。房や鈴のついたバトン。綾棒)を舞わして躍ります。太鼓は持っていませんが、なぜ「中たいこ」と呼ばれるようになったのかは謎です。

誰がどの役か、判りますか?

【刀かけ】
先ほど『遠野物語』でも言及されていた抜刀して踊る役で、見たところは中学生~高校生以上がメインでした。白刃を煌めかせながら演ずる剣舞は幕踊りにおける見どころの一つですが、剣舞の由来などについてはやはり謎でした。

【笛・太鼓】
文字通り笛や太鼓を演奏して踊りを盛り上げるお囃子ですが、万が一ししが踊れなくなってしまった場合の代役も兼ねているため、ベテランが務め、面以外はしし役と同じ装束を着ています。

しし≒鹿?獅子?

さて、残るはししですが、その異形の面(しし頭)は鹿とも獅子ともつかない厳めしい形相をしています。これは各種動物の要素を組み合わせた霊獣であり、牛の角は農耕、鹿の眼は繁殖、龍の鼻は水源を表わし、耳は牛と鹿と龍を合成したそうですが、その丸っこくて可愛い耳のどの辺りが牛で鹿で龍なのかは謎となっています。

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