Twitterのフォロワーさんからこんな相談をいただきました。

“「恋愛は今はいい」っていう方を好きになってしまいました。ゆっくり時間を掛けるつもりでいたのですが、会うと平常心を保っていられずに、ついアピールを強めにしてしまいました。

最近避けられるようになりひどく反省しています。どうすれば自分を保てるのでしょうか。待ってでも挽回したいのでアドバイスをいただけませんか”

僕にも経験があるから思うのですが、彼（彼女）のことで頭がいっぱい！という時ってだいたい、他にやるべきことがない時なんですよね。

彼も今は恋愛したくないと言っているのですから、ご質問者さんも恋愛以外のことで人生を充実させることにフォーカスしてはどうでしょうか？

彼からみても、そっちの方が魅力的に映ると思うし、「あれ？俺のことは気にしなくなったのかな？」といい意味でのモヤモヤを与えられるかもしれません。

いずれにせよ、「挽回したい」などと思わずに、「あなたがその気なら趣味（仕事）に走っちゃうわよー」ぐらいのノリでいいと思いますよ。

恋に燃え上がることは決して悪いことではないのですが、恋に「だけ」燃え上がるとほとんどの場合空回りしてしまいます。

恋愛がうまくいかなくなった時、他にすることがなくなってしまうので、なんとか恋愛をうまくいかせようとして力んでしまうんです。

そうなると、「振り向いてもらおう」「好きになってもらおう」とする意識が強くなってしまい、どうしても独りよがりになる傾向に。

ですから、うまくいかせたい恋愛があるときほど、他のことに熱中してバランスを取れる状態にしておくのがベストなのです。

恋愛以外のことに熱中するともう一ついいことがあります。それは相手の気を引けるようになるということ。

今回の質問者さんのように、「好き好きオーラ」全開で来られると、その恋は簡単に手に入ってしまうものになってしまい、彼としてはその恋に魅力を感じなくなります。

しかしこれまで押せ押せガンガンだったのが、ふっと身を引かれて別のモノに情熱を注がれはじめると、途端に簡単には手に入らない恋に変わります。その結果、急に彼はあなたに興味を持ちます。



あなたも感じたことがありませんか？気に入った商品を「月末の給料で買おう」と油断していて、いざ給料が振り込まれたらもう売り切れになった時の悔しさ。あれと同じですね。

上記の回答に対して、質問者さんからこんなお返事をもらいました。





“ご指摘の通り今は趣味がなく、以前の趣味は自分のことが好きになれない・自信が持てないと離れてしまいました。

回答をいただいて、自分の好きな自分になって楽しもう。自分が好きな自分を好きになって欲しい！と改めて思わされました”





今太字にしたところ、すごくいい言葉だと思いませんか？

そうなんですよ、自分を好きになれないまま、誰かに好きになってもらうよりも、自分が好きな自分を好きになってもらったほうが絶対嬉しいんです。

「今は恋愛に興味がない」と強がっていた彼も、そんな「自分が好き！」なんてハッピーオーラを振りまかれたら、絶対に放っておけないと思うんですよね。（川口 美樹／ライター ）

（ハウコレ編集部）