【秘境グルメ】外国人立ち入り禁止地域 / アチェンガルゴンパの中華食堂でチャーハンを食べる (1/2ページ)
あくまで著者の視点から「行きにくい場所」にあるグルメ。それを秘境グルメとして紹介するシリーズ。今回はチベットの聖地に行ってみました。
・もともとは何もない広大な草原
今回行ってみたのは、中国四川省の首都である成都から自動車で19~20時間ほどの場所に位置するチベットの秘境、アチェンガルゴンパ(亜青寺)。この地域は標高3800メートルほどの高地で、もともとは何もない広大な草原でした。
・住民のほとんどが僧侶
ところが1985年にとある出来事が起きます。チベット密教のカリスマ的存在、大僧正ケンポアチュリンポチェがこの地にたどり着き、大僧正を崇める僧侶たちが集まり、いつしかアチェンガルゴンパとして聖地となりました。つまりアチェンガルゴンパに住んでいる人たちはほとんどが僧侶です。僧侶でなくとも信者です。