ロマンがとまらない! 洞窟を探検・研究する『山口大学洞穴研究会』とは? (3/4ページ)
現在も測量中のため、さらに総延長は延びると思われます。
――まさに歴史的な発見ですね。これまでの活動の中で、特に面白かった活動、思い出深い活動はありますか?
木寺さん 個人的には、「寺山の穴」と呼ばれる洞窟での活動が印象的でした。この寺山の穴は、国内で3番目に広い地底湖を有しており、その水がとても青く神秘的です。
ただ、ここにたどり着くには、7mのロッククライミング、断崖絶壁を10mほど渡る、冷たい水が流れる狭い空間をほふく前進で進む……と、数々の難所をくぐり抜けないといけません。
恐らく一般の人ではたどり着けないでしょう。しかし、寺山の穴の地底湖では、見たこともないような絶景が広がっていて、苦労したかいがあったと思えた活動でした。

寺山の穴の地底湖(村瀬健志さん撮影)
非日常を体験したい人にお勧め――部のモットーや心掛けていることを教えてください。
木寺さん この部は、活動の性質上「命の危険」と常に隣り合わせです。そのため、日々の限られた活動時間の中で、部員一人一人が安全に活動できるよう、訓練や安全意識の定着を心掛けています。
――木寺さん自身はどのようなことを心掛けていますか?
木寺さん 私は「部員一人一人と対話し、安全に楽しく活動すること」を理念に掲げ、部活動に取り組んでいます。
部員それぞれが違うことを考えているのは当たり前ですから、その考えをうまく活動に反映させ、全員が納得して部活動に取り組めるようにするのが、部長に求められているスキルだと考えています。