肩こりに効く「ヨガのポーズ」 (1/2ページ)
「鷲のポーズ」は、ヨガを代表するバランスポーズのひとつで、ポーズが安定すると深い集中を得ることができます。
手と足を絡ませながらバランスをキープするため、難易度は少し高め。初めのうちは「できない!」と苦戦する人も多いので、体の準備ができない場合は手と足を深く絡めなくても大丈夫。うまくできないときの対処法を知っていれば、誰でも簡単に挑戦できるポーズです。
今回は、鷲のポーズの効果、やり方、初心者向けのコツを紹介。動作のポイントを押さえることで、ポーズのエッセンスを体感できます。焦らず、じっくり取り組んでいきましょう!
■鷲のポーズとは?
サンスクリット語で「ガルーダ・アーサナ(鷲のポーズ)」と呼ぶポーズ。ガルーダ(鷲)はインドの三大神のひとりである、ヴィシュヌ神を乗せて飛ぶ鷲が由来になったもの。
その名の通り、獲物を狙う鷲のように、視線を一点にフォーカスして行うことで、深い集中力と英気を養えます。
また、腕を絡めて肩甲骨を開く上半身の動きと、足を絡ませる下半身の動きで、それぞれの部位のコリをほぐし、シェイプアップにも最適です。
◇ポーズの効果
主なポーズの効果は以下の通り。
☆肩こりの予防に◎
肘を絡ませ、肩甲骨を左右に開く動きによって、肩甲骨まわりや背中の筋肉がストレッチされるので、筋肉のコリをほぐし、滞った血流を促してくれます。
☆脚やせ効果にも!
足を深く絡ませながら腰を落とすことで、太ももの前(大腿四頭筋)の筋肉や、ハムストリングスをしっかりとアプローチできます。
■鷲のポーズのやり方とコツ
ここでは、鷲のポーズのやり方についてくわしく解説します。
◇ポーズの手順
1.立ち姿勢で両手を腰に当て、骨盤を下げるようなイメージで、下半身を安定させる。右足のつま先を、左足の外側に置いて準備。
2.お尻を軽く後方に引きながら、右足のつま先を左足のふくらはぎに絡ませる。太ももの間も密着させながら、腰を立てる。