劇場公開されなかった傑作映画5選 (2/4ページ)
『ウォー・ドッグス』(2016年)
●二人のバカが米国防総省と取り引きして大もうけをたくらんだ話
実際に起こった詐欺事件をテーマにした映画で、一応『ローリング・ストーン』誌に掲載された記事を原作としています。
マッサージ師の資格を取って細々と暮らしていたデビッドは、彼女が妊娠したので大金が入り用になります。どうしようかと困っていたとき、幼なじみのエフレムと再会。エフレムはガンマニアで、武器を取り引きする会社を立ち上げ、自社をペンタゴン(米国防総省)に売り込もうとしていました。
エフレムの相棒となったデビッドは、クリーニング店チェーンの経営者からお金を出させ、武器を購入する資金を得ます。小口契約で稼ぎを積み重ねていた二人ですが、時はまさにイラク戦争の真っ最中。バクダッドにいる大尉から300万ドルの大口契約が持ち掛けられます。ところが……というお話。
お金のためなら! と頑張る二人は、米軍も警戒する「死の三角地帯」を通って武器を運ぶなどロクな目に遭いませんが、このドタバタが爆笑ポイント。事実だという内容にあぜんとしながらも大笑いできる傑作コメディーです。
『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』のトッド・フィリップス監督なので面白くないわけないのですが、なぜか日本未公開。DVDスルーとなりました。
⇒『dTV』では本作をレンタル視聴できます。
●セグウェイを乗り回すぽっちゃり警備員が大活躍!
警察官に憧れながらショッピング・モールの警備員を務めているぽっちゃりおじさんポール・ブラート。ポールの周りに巻き起こるハチャメチャな事件を描いた傑作コメディー。やや自信過剰なポール(ケビン・ジェームズ)がチャーミングで憎めないキャラです。
非常に面白い作品なのでアメリカでは大ヒットしましたが、日本では未公開のビデオスルー。2015年の『モール・コップ ラスベガスも俺が守る!』も面白いのに同じくビデオスルー。アメリカでは高評価の人も多い作品なのですが……。