劇場公開されなかった傑作映画5選 (4/4ページ)

学生の窓口


日本での劇場公開の予定がなかった映画が、ネットでの署名運動の結果、劇場公開されたという例もあります。2006年に日本公開にこぎ着けた『ホテル・ルワンダ』(2004年制作・同年アメリカ公開)は、その先駆となった映画ですが、2008年には、今では日本でもファンの多い『ホット・ファズ』(2007年制作・同年イギリス公開)同じく『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004年制作・同年イギリス公開)が日本公開を成し遂げました。

『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』(2007年)

●スーパーコップが大活躍する傑作コメディー!

あまりに優秀で周りが迷惑、と判断されたスーパー警官、ニコラス・エンジェルはど田舎サンドフォードに飛ばされてしまいます。銃撃戦に憧れているのんきなデブ警官ダニーに懐かれたニコラスは、のんびりした村で自分の能力を持て余すのでした。
ところが、急に殺人事件が起こり、やがてニコラスはこの牧歌的な村には何か秘密があると気付き……というストーリー。

エドガー・ライト監督がサイモン・ペグ、ニック・フロストと組んだ傑作コメディー映画ですが、日本では危うく劇場未公開になるところでした。
しかし、映画評論家の町山智浩先生が本作の面白さを自身のブログやラジオなどで熱心に伝え、ネットで署名運動が行われた結果、映画館での公開が決まったのです。


ウケないと思われているためか、過去のコメディー映画の観客動員数がいまいちだったためか、日本ではコメディー映画がDVDスルーになることが多いそうです。

ただ、最近ではネット上の動画配信サービスでこのようなDVDスルー作品を視聴できることが多くなっています。
日本で公開されなかったとしても、視聴を諦めないで済むのは助かりますよね。動画配信サービスで日本未公開映画ばかり探してみるというのも面白いかもしれませんよ。

(高橋モータース@dcp)

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