「話しかけてもらえない人」に足りないもの (4/5ページ)
その2人は部長とヒラであることはわかっているのですが、2人とも非常に若そうな顔をしていてどちらが部長なのかわかりません。
こんな状況では、その2人と話すのが少々難しいと感じるのではないでしょうか?
仕事の打ち合わせなのですから、何かを決めるために話をしているわけですが、どちらが部長なのかわからなければ、どちらに決定権があるのかもわかりません。
ですので「この件はどうしますか?」という質問すら、どちらにしていいのかわからず、会話が難しくなってしまうのです。
このように立場がわからないと、人間は話しかけるのを難しいと感じてしまうものでしょう。
仕事の場合であれば「上司」や「部下」というような肩書きが立場になりますが、普通の友人関係であれば「ツッコミ役」とか「ボケ役」というような会話におけるポジションが立場になります。
また友人関係の会話では議論風の会話で盛り上がることも御座いますが、このような場合でも自分の立場がどちらであるかを明確にすることは重要でしょう。
「きのこかたけのこか」というベタベタなテーマで盛り上がっているときに「私はどっちも好き」というような曖昧な立場の人にはなかなか話しかけにくいのです。
ですので、人から話しかけてもらうためには、様々な立場を自分から明確にアピールをしていくといいでしょう。
人を傷つけない会話「だけ」がほんとにベスト?「好きなものがわからない」 「毒がない」 「立場がわからない」
この3つの特徴をまとめると「キャラがよくわからない」というものになるでしょう。
その人に対してどのような発言が適切なのかわからないという状況こそが、「なんか話しかけにくい」という気持ちの本質なのです。