「マネーゲームで一喜一憂するのはやめよう」 自己防衛おじさんが語る「これからの投資」 (1/2ページ)
職場の人間関係や恋愛相談、身体のコンプレックスから性の悩みまで――。読者から寄せられた多種多様な悩みを、「自己防衛おじさん」こと占い師の鉄平さんが、真摯かつユーモラスに回答していく。
今回ご紹介するのは、貯金と資産運用に関する悩みだ。
相談主は東京都に住む30代の女性。老後の生活を考えて資産運用を始めたが、軒並みうまくいかず。「すっかりやる気をなくしてしまった」という彼女に対し、自己防衛おじさんはちょっと意外な方向から助言を送る。その内容とは...。
重要なのは「自己投資」読者のお悩み
老後資金を貯めるために資産の運用を始めました。
ソーシャルレンディング 、つみたてNISA、ロボアドバイザーなどにトライしましたが、今のところすべて赤字です。結局はマネーゲームのような気がして、すっかりやる気をなくしてしまいました。
地道に働いて、利率が低くても銀行に貯金するのが一番なのでしょうか。
自己防衛おじさんの回答
物事には向き不向きがあります。
世間がざわついている流行りものに乗っかってみたとしても、自分には向いていないという場合もあります。
もともと博打の星を持って生まれた人は、良し悪しは別にしてギャンブルやギャンブル的要素を含んだ投資などを実行する事に敷居が低く、それらが自然と日常の一部になっている場合が多く見受けられます。まずは自分がどちらのタイプかを知る必要もありそうですね。
しかし、占術的な生まれが何であれ、運用結果が赤字であれ黒字であれ、そもそも資産運用という名のマネーゲームをする必要があるのか、もう一度考え直してみる必要があるでしょう。
人間は労働を通じて自己実現や社会貢献をしています。
しかし最近は労働せずに収入を得る方法を紹介する書籍が売れていたり、遊び感覚の金儲けが後押しされたりするなど、人間的な生活に良い影響を与えない可能性もある違った形の金の稼ぎ方がはびこり始めています。
資産家が道楽的にマネーゲームをするのとはわけが違い、大多数の一般人が資産を作る一番良い方法はやはり「お金を貯める事」。