フラれる予感!?「彼が冷めてきた」ときこそ、ちゃんと思いを伝えよう
お互いに大好きな相手だったとしても、気持ちは変わりゆくもの。いろいろ上手くいかず、別れてしまうことだってあります。そして、その別れはときに突然ではなく、別れの予感として「予告編」があるときも・・・。好きであれば好きであるほど辛いときですが、そんなときに、大切にしてほしいのが「自身の恋心」です。
付き合いたては、あんなにラブラブだったのに・・・最近では、彼の気持ちがわからなくなって「私たちもうダメかも・・・」と思うこともあることでしょう。彼の恋心が冷めていることを感じたり、付き合っていることで負の感情ばかりが目立ってしまったりすると、不安になってしまいますよね。
・「おはよう」や「おやすみ」、「ありがとう」などがない。・彼がいま、どこでなにをしているのかが、ほとんどわからない。・いろいろと面倒を押し付けられることが多い(気遣いがない)。・デートやエッチをしても、愛を感じられない。・些細なことですぐケンカになる。
こんなとき、別れが近づいている、彼の気持ちが離れているように感じるでしょう。
いつ、別れ話が出るかわからない・・・そんなふうに感じると、「もう、いまさらどうしようもないし」と、諦めてしまうこともあるかもしれません。でも、そのいい加減さが、これから先の恋に悪影響を与えてしまうことも・・・!?
いまは、いい関係でないとしても、自分がときめいて、恋をして、彼を特別な人と選んだのはたしかなこと。別れの予感がするからといって、いい加減な対応をしてしまうと、その恋はそのまま「いい恋ではなかった」と、後味悪くおわりを迎えるでしょう。
恋愛上のトラウマを抱えたり、「もう、こんな思いをしたくない」という気持ちから、自分の気持ちを伝えるより、別れを避けるような恋をするようになったり、その先の自分自身にも悪影響を与えてしまうのです。
別れの予告を感じるときは、「どう思っているの?どうしたいの?ハッキリしてよ!」と、彼の気持ちにばかり注目しがちです。でも、こういうときこそ、自分の気持ちを大切にしてあげてほしいのです。
「私は彼をどう思っているの?」「私はどんな恋がしたくて、いま、なにが不満なの?」「○○のとき、私はどうしてほしいんだろ?」
自分の気持ちを見つめなおすと、漠然とした不満や、もやもやした不安が具体的に見えてきます。「別れたくない」といった漠然とした気持ちではなく、彼になにを、どんなふうにしてほしかったのか、自分自身が求めるものを解析してみませんか?
「もう長く持たないし・・・」と考え、気持ちを伝えることを無駄だと決めつけてしまうのもNG。気持ちの伝達を怠ってしまうと、負の感情を自分の中だけで溜め込み、荒んだ気持ちになってしまうからです。
嬉しいこと、イヤなこと、改善してほしいことがあれば、どんな時期であったとしても、丁寧に彼に伝えるのが◎。気持ちを伝えることを怠るのは、恋愛放棄と同様です。最後まで恋愛と向き合い、彼と向き合うことを心がけましょう。
ずっと一緒にいられる相手を見つけられたなら、それは幸せなこと。まずは、恋をしたこと自体には誇りを持ってみませんか?
もし、別れの予感を感じ「この恋はすべて間違いだった!」と、くしゃくしゃにしてゴミ箱に捨ててしまうなら、本当にすべてを失ってしまいます。
自分が一番大切な人として選んだこと。ただ好きという気持ちでがんばったこと。好きだからこそ難しい問題に直面し、それを乗り越えようとしたこと。
どれも簡単なことではなく、勇気や努力、愛情が必要だったはず。それらは結果に関係なく、誇りをもっていいことです。彼といた自分をしっかり認めてあげて、今後の展開に臨んでいきましょう。
思っている以上に、自分で自分を傷つけてしまうことは多いもの。恋愛は、そのほとんどが自身の感情の問題なので、とくにそうかもしれません。だからこそ、フラれる予感を感じたときこそ、自分の恋心を丁寧に扱ってあげてほしいのです。(織留有沙/ライター)
(ハウコレ編集部)