長続きのポイントはここ。「話し合い上手」なカップルの特徴、わかりますか? (2/3ページ)
このときに、「ねえ、その子誰?」と目的も言わずに問い詰めてしまうと、彼は彼女が何を求めているのか(浮気をしてないことをたしかめたいだけなのか、それとも、知らない女子とLINEしてることが許せないのか)がわからなくて、「誰でもないよ・・・・・・」とかやましいことがあってそれを隠すような答えをしてしまうんです。そんな煮え切らない答えをされたら彼女も当然「何か隠してるんじゃ」と不安になって、さらに問い詰める。こうやって、話し合いの目的(アジェンダ)がはっきりしていないと、自分はただあいまいに相手を追い詰める、相手はよくわからないからとにかく逃げる、という構図になってしまいやすいのです。
ここで、話し合いが上手なカップルなら、「ねえそれ誰? 浮気相手じゃないよね?」と、(もちろん言い方はやわらかくを心がけますが)はっきりと話し合いの目的を伝えているんです。そうすれば彼も、「浮気相手じゃないよ。友達の子だよ」と、これまたはっきりと、的確に返事ができるんです。これで、終わりです。
目的をはっきりさせないと、相手が困るだけじゃなくて、自分でも自分の目的を見失って、本当は最初は「やましい関係の人かどうか」だけを確かめたかったはずが、いつのまにか、相手が女子とただLINEをしてるだけなのにそれを非難したり、中途半端な答えをしてうやむやにしようとする相手をなじったりしてしまうことにつながって、これがやがて、収拾のつかない大炎上になっていくわけです。
だからこそ、まずは目的をちゃんと伝えてから、話し合いに入ること。これはぜひ覚えておいてくださいね。
もうひとつが、話し合いをする環境です。
話し合いに慣れていなくて、すぐにお互いに感情的になってしまうようなカップルであれば、まずは家じゃなくてどこか外で話し合うことをおすすめします。カフェやレストランで話し合いをすれば、当然周りには人がいますから、それなりに人の目を気にした話し合いになります。
別に、「周りの目を気にして付き合えよ」ということを言ってるわけじゃないのですが、「人が見てるかも、聞いてるかも」という気持ちで話し合いをするというのは、とても大切なことです。