声優・古川登志夫、富山敬さんの命日に「なんでも真似した」過去を明かす

日刊大衆

※画像は古川登志夫のツイッターアカウント『@TOSHIO_FURUKAWA』より
※画像は古川登志夫のツイッターアカウント『@TOSHIO_FURUKAWA』より

 アニメ『ドラゴンボール』のピッコロ役や、『うる星やつら』の諸星あたる役などで知られる声優の古川登志夫が、9月25日に自身のツイッターを更新。先輩声優の富山敬氏の命日を尊び、氏に憧れた過去を明かした。

 95年に56歳の若さで亡くなった富山氏は『宇宙戦艦ヤマト』の古代進役、『ゲゲゲの鬼太郎』のねずみ男役、『ちびまる子ちゃん』のさくらとも蔵役など、数々の人気キャラを演じ、影響を受けた後輩も数多い。

 今ではベテラン声優の古川もその1人で、「今日は尊崇する富山敬さんの命日。ヤマトの頃から富山敬さんに憧れ、この方のような軽妙な演技ができるようになりたい一心で、演技は元より、シャツからセーターからブルゾンから眼鏡までなんでも真似した」と、富山氏に憧れるあまり、格好まで影響を受けたことをツイッターで告白。

 続けて「今も変わらない。これは、最近のアニメ『からくりサーカス』の打ち上げで挨拶する自分」とつづり、生前の富山氏の写真とそっくりのファッションをした自分の近影画像を投稿した。

 そんな尊敬する富山氏の命日をしのぶ古川登志夫のツイートに、多くのアニメファンが反応。SNS上では「富山さんの優しさがにじむ演技が大好きでした」「あんなに早くお亡くなりになるなんて……。でも、作品の中に生きておられますよね」「沖田十三館長を見送るシーンが一番印象に残ってます。“お父さん……”」「銀英伝でのヤンとポプランの軽妙な掛け合い好きでした」「逆転イッパツマン、最高にカッコよかったなぁ」など、故人を思い出す声や、代表作を語るコメントが多数寄せられていた。

 古川は、現在放送中の『ゲゲゲの鬼太郎』(フジテレビ系)6期シリーズで、かつて富山氏が演じていた“ねずみ男”の役を継承。古川は「富山さんの、3期『ゲゲゲの鬼太郎』のねずみ男の演技は凄かった。だから6期で、ねずみ男がやれると決まった時は、涙が出るほど嬉しかった」と続けてツイート。「若い頃、富山敬さんがしているのと似たメガネを探してかけていた」と、若かりし頃の写真も公開した。

 そんな古川は、現在では若手声優に憧れの目で見られる立場。それでも若い世代に負けず、いつまでも第一線で活躍してほしい名優だ。

※画像は古川登志夫のツイッターアカウント『@TOSHIO_FURUKAWA』より

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