20代にやるべき「自己投資」とは? (4/6ページ)
30代の先輩たちがネックになっているのが、やはり結婚や出産といったライフステージの変化。
20代の独身時とちがって、「思い立ってひとりでふらっと」とはいかないようです。
◇6位「資格を取る」
・「そのときにすぐその資格がいきなくても、年を重ね、変わりゆく時代のなかで役立つことが多いから」(36歳/自動車関連/営業職)
・「思い返せば時間がたくさんあったが、無駄にしてしまった。今後のキャリアのためにやっておくべき」(30歳/金融・証券/営業職)
年齢による集中力や記憶力の低下に関してのコメントが多く見受けられたのが、第6位の「資格を取る」。
社内での中堅というポジションもあってか、「忙しくて30代は勉強する暇がない」という理由からこの選択肢を選んだ人もいました。
確かに、時間に余裕のある20代のうちから資格取得を目指せば、30代で仕事や転職の選択肢が広がるかもしれません。
◇7位「趣味を見つける」
・「趣味がないと、何のためにがんばって働いているのか、わからなくなる。仕事でつらいことがあっても、“自分には○○がある、次の休みに楽しみがある”と思える趣味があれば、それはとても支えになる」(31歳/情報・IT/営業職)
・「仕事から解放されたとき、何か趣味がなければ暇だと思うから。ひとりでも楽しめる術を身につけておいたほうがよい」(30歳/その他/販売職・サービス系)
仕事を実りあるものにさせるためには、オフの充実は欠かせません。
先輩たちが、仕事だけの人生になってしまわないようにと危惧していたのが、7位の「趣味を見つける」こと。
「30代では興味や関心が低下していて、ハマれるものを見つけるのは難しい」という意見もあり、20代のうちから打ち込める趣味を探しておいたほうがよさそうです。