意外と低い“やる気”を上げるためにやるべきこと

アサジョ

意外と低い“やる気”を上げるためにやるべきこと

 みなさん、自分は“やる気”があると思っていますか? 実は、やる気は「自分が思っているよりも低い」ということがあるようです。そこで、やる気を上げるにはどうすればいいのか、専門家の意見を探っていきましょう。

■褒める

「ほめ育」コンサルタントの原邦雄さんの著書「やる気と笑顔の 繁盛店の『ほめシート』」(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)によると、褒めることは金銭的報酬に匹敵する社会的報酬なんだとか。そう述べているのは、自然科学研究機構生理学研究所の定藤規弘教授。褒められると記憶に残りやすく、褒められたほうもさらに成長しようとするため、例えば小売業などでは売上アップにつながることもあるのだそうです。

●自己ベスト更新をご褒美にする

 現役医師である森田敏宏さんの著書「東大ドクターが教える、やる気と集中力の高め方」(クロスメディア・パブリッシング(インプレス)刊)によれば、モチベーションを上げるには、やはりご褒美が必要なんだそうです。といっても、それはモノだけとは限りません。例えばお医者さんの中には、手術開始前に予測される所要時間を入力して、その予定時間内に終えるように集中して取り組むのだそう。そして、予定時間内に終えることができたら目標達成となり、それが褒美となるのだとか。

 実はこれ、マラソンと同じ考え方。目標タイムを切ったらかなりうれしいですよね。つまり、「ご褒美を自己ベスト更新にする」ことがポイントなのです。こうすれば、さらにその目標タイムを縮めようと努力するため、どんどん力を付けていき、ますますご褒美が高まるということなのです。

 自分の“やる気”が低いと実感している人は、ぜひ実践してみてくださいね。

「意外と低い“やる気”を上げるためにやるべきこと」のページです。デイリーニュースオンラインは、森田敏宏原邦雄褒めるモチベーションご褒美社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧