「こんなわたしのことを愛してくれてありがとう」と思うだけで恋はうまくいく
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今夜はちょっと、恋の話をしよう
恋愛がうまい女子って、恋愛のことをむずかしく考えていなかったりします。
恋愛がうまくいかない女子は・・・・・・たとえば「好きってどういう気持ちなんだろう」とか、「告白する勇気って、どこから湧いてくるのだろう」とか、哲学者のようなことを考えています。
恋愛をむずかしく考えないとは、どういうことなのか?について、今回は一緒に見ていこうと思います。
恋愛をむずかしく考えるというのは、いわば「ひとり相撲」です。
たとえば彼氏候補ができたとき、恋愛をむずかしく考える人はこの時点でもう、「彼が転勤になって遠距離恋愛になったらどうすればいいんだろう」と考えてしまって、先に進めない。
むずかしく考えない人は、さっとつきあってしまって、結局、春になって彼が転勤しなくてすんで、ラッキーと思っている。
あるいは「愛することや、つきあうことに伴う責任」について、むずかしく考える女子もいますね。そういう人はたいてい「ねばならない」と考えます。
たとえば「彼氏ができたら、女友だちと遊ぶ回数を減らさなければならない」とか、「仕事が忙しくても、最低週1で彼と会わないといけない」とか。
忙しければ会わなくても全然OKなものを、「ねばならない」と考え、じぶんでじぶんの首をしめて、結果、「つきあうのが負担に思えてきた」と言います。こういうのって、典型的なひとり相撲です。
つきあうって、すごく簡単なことで、「こんなわたしを愛してくれてありがとう」という気持ちだけで、どうにかうまくまわっていくのです。「ねばならない」も必要ないし、彼の転勤だって、そうなったときに考えればいいだけのこと。
それよりなにより、「こんなわたしのことを、愛してくれてありがとう」です。ただただ、ありがとう、とだけ思う。
すると、じぶんでじぶんのことを愛せるようになります。じぶんでじぶんのことを愛せるようになれば、世界の広さを感じはじめます。まだ知らないものを知りたいと思えるようになります。秋の空ってこんなに高くて美しいんだ、と、少々ロマンティックな思いも抱けるようになります。
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恋愛がうまくいかない人って、「こんなわたし」という思いと「愛してくれてありがとう」という思いが、心のなかで手を結んでいないんです。こんなわたしだから恋愛がうまくいかないんだと思うから、うまくいかない。
こんなわたしのことなんか愛してくれなくてもいいのに(もっとほかにいい女子がいるのに)、と思うから、うまくいくものも、うまくいかなくなる。
そうじゃなくて、「こんなわたしのことを、愛してくれてありがとう」と思うだけで、恋愛って、それなりにうまくいきます。(ひとみしょう/文筆家)
(ハウコレ編集部)(yuzuyuzu@yu1zu/モデル)(かしゅかしゅ@cashe_cashe2525/撮影)