花言葉と恋愛!プレゼントや自分自身に花を贈ろう!

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花言葉と恋愛!プレゼントや自分自身に花を贈ろう!



花にはそれぞれの花言葉があります、なんとなく花言葉というワードは知っていても、現代の花言葉の起源などまで知っている人はあまりいないのではないでしょうか。

今回は花言葉が生まれて世界へ広まっていった歴史や恋愛を意味する花言葉をもつ花の紹介などしていきます。

花言葉は使い方次第で恋愛の手助けにもなります、花言葉を知ったうえで恋愛のなかでの花との向き合い方なども考えてみましょう。

花言葉を学んで、ひとつ恋愛スキルをアップさせてみませんか?

■花言葉は恋愛から生まれた?

花にはそれぞれ花言葉があります、古来から花などの植物などに意味をこめるという文化は世界中でありましたが、いまのような形の花言葉はどこで生まれて、世界で広まったかご存知でしょうか。

現在の花言葉の起源はトルコでの恋愛の習慣にあるといわれています、以下で詳しく見ていきましょう。

■花に想いをこめてプレゼントしたのがはじまり

所説ありますが、花言葉は17世紀のトルコで誕生したといわれています、当時のトルコではセラム(selam)という愛する気持ちを花に託して大切な人への贈り物にする文化がありました。

18世紀になってイギリスのイスタンブール大使の夫人のメアリー・W・モンタギューがセラムの文化をイギリスで紹介したことでヨーロッパ中に広まっていき、現在の形に近い花言葉が生まれるきっかけになったそうです。

その後19世紀にフランスのシャルロット・ド・ラトゥールという女性の書いた「Le Langage des Fleurs」(花の言葉)という本がフランスで大ブームとなり、花言葉が定着しました。

元々、フランスの上流階級の世界では人に対する想いや称賛、ときには悪口や批難などを植物にたとえて詩にして、仲間内で回し読みして楽しむという文化もあったことから花言葉を受け入れやすい土壌があったのでしょう。

■日本では明治時代から使われている

日本で初めて西洋の花言葉が伝えられたのは明治時代の1886年「新式泰西礼法」(ルイーズ・ダルク著、上田金城約)という当時の西洋マナーを紹介した本で花言葉が紹介されたのが始まりだといわれています。

1910年には花言葉の解説と花を題材にした和歌から構成されている「花」(江南文三、与謝野晶子著)が出版され、花言葉はより身近なものとなりました。

当初は西洋から伝わったままの意味で使われていた花言葉ですが、やがて日本独自の意味をもつ花言葉などもふえていきます、花言葉の文化は当時、園芸産業の販売促進のために利用され園芸文化の充実に役立ったそうです。

■世界中で花言葉の文化がある!同じ花がいくつもの意味を持つことも

世界中それぞれの文化があり、考え方も民族や国で変わってきますよね、それと同じように花言葉もそれぞれの国や民族の言い伝え、伝統、思想、文化、宗教などによって花にこめられる意味も変わるのです。

日本では素敵な意味の花言葉を持っている花を外国人の知り合いにプレゼントしたら、その人の国では不吉な怖い意味の花言葉を持っていたなんてこともあるので注意してくださいね。

■色によって言葉が大きく変わる

花言葉は同じ種類の花でも色が変わると意味も大きく変わってしまうものも多くあります。

たとえば母の日に感謝の気持ちで贈る花で有名なカーネーション、色によって花言葉が変わってくるんです、赤は「母への愛」、白は「尊敬」、ピンクは「感謝」など母の日に贈るのにピッタリな言葉が続きますが、これが黄色だと「軽蔑」「嫉妬」になってしまいます。

血のつながりのあるお母さんになら笑い話で済むかもしれませんが、旦那さんや彼氏のお母さんに黄色いカーネーションをあげてしまうとシャレにならないことになってしまうかもしれないですよね。

花を贈るときは花の種類だけではなく色によっても花言葉が違うことに注意して選びましょう。■恋愛にまつわる花言葉



花言葉には恋愛にまつわるものが多いもの、これを恋愛に活かしてみてはどうでしょう?

片思い中の好きな男子に片思いの花言葉をもつ花をプレゼントしてみたり、遠距離の彼氏に「一緒にいたい」意味をもつ花をプレゼントしてみたりすると、あなたの気持ちに気づくこともあるかもしれませんよ。

はっきり言うのが恥ずかしいときに「花には花言葉ってあるよね」と花に想いをこめていることをそれとなく知らせれば、よほど鈍感な男子じゃなければ気づいてくれるはず。

■愛を表わす赤いバラ!本数によって意味が違う?

愛を伝える花というとバラを思い浮かべる人も多いでしょう。

バラの花言葉は「愛」「美」です、そしてなかでも赤いバラには「あなたを愛す」「愛情」「恋」「情熱」「熱烈な恋」などの意味があります。

情熱の赤いバラなんて言葉の言い回しは一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

映画やドラマでも愛を告白するときにバラをプレゼントするシーンをよく見ますが、1本のバラを贈る人もいれば花束でたくさんのバラを贈る人もいますよね、実はバラには本数によって伝えたい気持ちが違ってきます。

1本・・・ひと目惚れ、あなたしかいない。2本・・・この世界は自分とあなただけ。3本・・・告白、愛しています。・・10本・・・あなたのすべてが完璧です。・・15本・・・申し訳なく思う。・・100本・・・愛100パーセント。・・999本・・・生まれ変わっても永遠に愛します。

全部は書ききれませんが、それぞれに意味があるんです。

プレゼントとしてバラを贈るときは本数にも注意が必要ですね、10本と15本では意味合いがだいぶ変わってしまいます。

■あなたを愛している!ピンク色の胡蝶蘭

結婚のお祝いや取引先の就任祝いや開店祝いなど、おめでたいときの贈り物として定番といっていい胡蝶蘭。

栽培にあまり手間がかからず、長い期間花が咲いている状態を楽しめることなども人気の理由です。

胡蝶蘭の花言葉は「清純」「幸せが飛んでくる」です。縁起のいい意味を持っているのでお祝いごとの贈り物として選ばれています。

そんな胡蝶蘭のなかでもピンク色の胡蝶蘭の花言葉は「あなたを愛しています」です。片思い中の男子への告白のときや恋人同士の愛の確認のとき、プロポーズをするときなど胡蝶蘭はおすすめの花です。

恋愛成就のときだけではなく、母親に日ごろの感謝の気持ちをこめて贈る人もいます、母の日にカーネーションの代わりに胡蝶蘭を贈ってみてもいいかもしれませんね。

■色によって意味が大きく違う?アネモネ

春に咲く球根花の代表的な花といってもいいアネモネ、色の種類が多いことや100種類以上の品種があることが特徴です。

アネモネ全般を指す花言葉は「はかない恋」「見捨てられた」「見放された」「うすれゆく希望」「恋の苦しみ」「辛抱」「可能性」「無邪気」など。

なんだか別れや叶わない恋を連想させるような重く悲しい意味多いですが、これは古代ギリシャ神話の悲しい恋物語から由来しています。

そんなアネモネですが、悲しい花言葉ばかりではないんです、色によっては好きな人への贈り物にピッタリな花言葉を持つものもあります。

赤いアネモネ・・・「君を愛す」紫、青のアネモネ・・・「あなたを信じて待つ」白いアネモネ・・・「真実」「期待」「希望」

このあたりの色のアネモネでしたら恋する相手への贈り物によさそうですね、ずっと一緒にいたい彼氏に赤いアネモネを、遠距離でなかなか会えない彼氏に「わたしは信じてまっているよ」と気持ちをこめて紫や青のアネモネを贈ってもいいと思いますよ。

アネモネは基本的には重たい花言葉が多いので、プレゼントするときには色によってはいい意味もあることを伝えた方が勘違いを招かずに済みます。



■告白など表わすチューリップ!

春の花として多くの人が知っている、チューリップにも恋愛にまつわる花言葉が多くあります。

チューリップ全般の花言葉が「思いやり」。

赤いチューリップ・・・「愛の告白」「真実の愛」紫のチューリップ・・・「不滅の愛」ピンクのチューリップ・・・「愛の芽生え」「誠実な愛」黄のチューリップ・・・「望みの無い恋」「名声」白のチューリップ・・・「失われた愛」

好きな男子に好きな気持ちをそれとなく伝えたいときには赤いチューリップ、彼氏との記念日なんかには紫やピンクのチューリップで愛の気持ちを伝えるのもいいですよね。

注意しなければならないのは、黄色や白のチューリップは好きな人へのプレゼントとしてはあまり相応しくない花言葉なのでキレイだからと安易に選ぶと「俺って愛されていないのかな」なんて勘違いを招いてしまうかもしれないので注意が必要です。

興味の無い脈なし男子からのしつこいアプローチをやんわりと断るときには黄色や白のチューリップが役に立つかもしれませんよね。

■片思いの花ベゴニア

ベゴニアは非常に種類が多い花で2,000種類以上も原種があり、150,000を超える交配種があるといわれています。種類によって形状も様々で色も赤、白、ピンク、オレンジなどバラエティに富んでいる花です。

そんなベゴニア全般の花言葉は「片思い」「愛の告白」「幸福な日々」「親切」など。

ベゴニアの葉がゆがんだハートのように見えることや左右非対称なことから片思いという花言葉がついたそうです。

片思いしている男子に好きな気持ちを伝えるときに贈るのにぴったりな花がベゴニアといっていいでしょう。

ベゴニアのなかでも冬に咲くクリスマスベゴニアは聖夜の贈りものとしても人気があります。クリスマスの日に大好きな男子にクリスマスベゴニアを贈って両想いを目指してみてはいかがでしょうか。

■意外な花言葉?サボテン

色々な形があり、トゲのある独特な姿をもっている多肉植物の1種であるサボテンは個性的な見た目と室内でも育てられる手軽さからインテリアとしても人気がありますよね。

サボテンも赤や紫、黄色などの花を咲かせます、花言葉は「枯れない愛」「燃える心」「偉大」「あたたかい心」などです。

サボテンのどこかユーモラスな見た目からは少し意外な情熱的な花言葉を持っていますよね、サボテンは水がすくない乾燥地帯でも力強く生きて花を咲かせてきたからこそ、このような花言葉がつけられました。

花をプレゼントすると「自分のガラじゃない」とか「部屋に合わない」などと考える男子もいますが、サボテンなら女子っぽさもなく部屋のインテリアとして抵抗なく受け入れることができる人が多いはず。

男っぽさにこだわっている男子には普通の花よりもサボテンを贈ってみてはいかがでしょうか。

■憧れや初恋!サクラソウ

サクラソウは山地や高原などの草原に生息する多年草です、白、赤、ピンク、紫などの花を咲かせます。名前の由来は花の色や形が桜に似ていることが由来しているといわれています。

そんなサクラソウの花言葉は「初恋」「憧れ」「純潔」などです。サクラソウの花びらが、かわいらしいハート型をしていることにちなんで恋愛と結びついてこのような花言葉がつけられたそうです。

サクラソウはプレゼントにも素敵なものですが、デートで憧れの男子とサクラソウの見られる高原や植物園などに行って、サクラソウの花言葉の話題から恋愛的な雰囲気に持ちこんでもいいですよね。

■ブルースターは幸せや愛を表わす

5枚の青い花びらを星の形のように広げて咲く、存在感のあるブルースターは結婚式のブーケなどにも使用される花です。

ブルースターは園芸上の名前で和名では「瑠璃唐綿」(ルリトウワタ)、英語名では「tweedia」「southern star」と呼ばれています。

その名の通りで青い花がほとんどですが、ピンク系や白系の花のものもあり、ローズスターとかホワイトスターと呼ばれることも。

そんなブルースターの花言葉は「幸福な愛」「信じあう心」です。

結婚式のブーケに使われるのも納得のいく花言葉ですね、プレゼントとして贈るときは結婚のお祝いや結婚記念日などに贈ることが多いようです。



■変わらない愛!マリーゴールド

2018年の大ヒット曲の曲名であることから名前をよく聞く人も多いマリーゴールド。

オレンジ、黄色、白などの色鮮やかな花を咲かせ、開花時期が長く楽しめる花で初心者にも比較的栽培しやすい花です。

マリーゴールドは切り花として楽しむ人も多く、花びらはハーブティーや食用オイルの原材料にすることができるなど色々な利用法があります。

マリーゴールドの花言葉はたくさんありいい印象のものは「変わらない愛」「可憐な愛情」「勇者」など、ネガティヴなものだと「嫉妬」「別れの悲しみ」などです。

好きな人に贈るときには「変わらない愛」にちなんでのプレゼントだと伝えて、違う意味に取られないように注意しましょうね。■恋愛を意味する花言葉との向き合い方



花言葉には恋愛に結びつく意味を持つものが多くありますが、せっかくなので自分の恋愛に活かしたいもの、花言葉は上手く使いこなせば恋愛の武器のひとつにすることができます。

ここでは花言葉と自身の恋愛について考えてみましょう。

■恋人へのプレゼントに

恋愛に花言葉を活かすとすれば恋人や好きな人へのプレゼントにすることが一番直接的で相手にも伝わりやすい方法ではないでしょうか。

自分のいまの気持ちや、こんな風になりたいなどの決意表明の意味をこめて、自分の気持ちにピッタリな花をプレゼントしてみましょう。

恋人のことを完璧でこれ以上の人はいないと思ったなら10本のバラで「あなたのすべてが完璧」という気持ちを伝えてみたり、「ずっとずっと好きでいるよ」と伝えたいのなら「不滅の愛」を意味する紫のチューリップで気持ちを伝えたりするんです。

言葉で伝えられることも嬉しいものですが、花言葉に想いをこめて花をプレゼントされてしまうと男性としては心を揺さぶられて、とても女性を愛しく感じてしまいます。

■自分の気持ちを表わす花を育てる

自分の気持ちにぴったりくる花言葉を持つ花を育てて、花と一緒に自分の恋心も育ててみることもおすすめです。

遠距離で関係に不安を抱いているなら「あなたを信じて待つ」という花言葉をもつ紫や青のアネモネを育てて、成長する花を見ながら自分の気持ちをブレないようにする。

恋人と真剣に嘘偽りなく付き合いたいと思っているなら「誠実な愛」を意味するピンクのチューリップを育ててみましょう。

そんな風に自分の気持ちを託しながら花を育てると、その気持ちを忘れずに抱き続けることができるでしょう。

■花を貰ったときは花言葉を調べてみよう

あなたが誰かに花を贈るとき、少なからず花言葉の持つ意味を気にすることでしょう。

同じように誰かがあなたに花を贈るときには花言葉を気にして選んでいるはずです、花を貰ったときは花言葉を調べてみましょう。

友達としか思っていなかった男子が愛の気持ちがこもった花を贈って、それとなく好きのサインを出しているかもしれませんし、逆にいい感じだと思っていた相手が実は恋人としては見れないという意味をこめた花を贈っていることもあるかもしれません。■まとめ



今回は花言葉について解説してみました。花言葉には恋愛にまつわるものが多くあり、恋人や好きな人へのプレゼントに花を贈ることは相手に気持ちを伝える手段にもなり、おすすめです。

注意しなければならないのは同じ花でも色によってポジティブな意味のものもあれば、ネガティヴな意味があるものもあるので注意が必要です。

また国や地域によっても花言葉が違う場合があるので外国の友人などに花を贈る際にも相手の国の花言葉を調べてからにしましょう。

そんな注意が必要な花言葉ではありますが、使い方次第では、恋愛を上手に運んでくれる手助けになってくれるものです。

「気持ちを言葉にするなんて恥ずかしい!」という照れ屋さんは、気持ちを伝える手段として花言葉を利用してみてはいかがでしょうか。

ときには多くの言葉よりもあなたの気持ちがこめられた一輪の花のほうが、相手の心に響くこともあるものですよ。(大船くじら/ライター)

(ハウコレ編集部)

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