苦しい恋愛をする人と、楽しい恋愛をする人の違い。

ハウコレ

苦しい恋愛をする人と、楽しい恋愛をする人の違い。



突然ですが、「アフリカに靴を売りに行った営業マン」の話を知っていますか?

ここに二人の営業マンがいます。二人とも自社の靴をアフリカのとある国で売ろうと、現地の視察に来ました。その国は国民のほとんどがまだ靴らしい靴を履かずに生活をしていたのです。

A社の営業マンは本社に次のように報告しました。「この国はダメですね。誰も靴を履いていません。需要がないので売れないでしょう。明日の便で帰ります。」

B社の営業は本社に次のように報告しました。「ビッグチャンスです!この国は誰も靴を履いていません!我が社で独占できますよ!至急、営業マンを増員してください!」

全く同じ状況を見て、「売れる」と思う人と「売れない」と思う人がいる。この二人の違いは「視点」にあります。

恋愛においても同じようなことが起こります。起こっている事象は同じなのに、それを「苦しい」と感じる人がいる一方で、「楽しい」と感じる人がいるのです。恋愛を苦しいと思うか、楽しいと思うのかはこの「視点」の問題なのです。

いくつか具体例をあげながら考えてみましょう。(以下、苦しい恋愛をする人の思考性を「苦」、楽しい恋愛をする人の思考性を「楽」とします)

■Case.1:忙しくてなかなか会えない

「苦」:私よりも仕事や付き合いの飲み会を優先するってことは、私ってそんなに大切に思われてないんだ。メールの返信も素っ気ないし、つまんないなぁ。

「楽」:どうしたら仕事をさっさと切り上げて私のところに飛びついて来たくなるかな?美味しいご飯を作ること?一緒に彼の好きなゲームをすること?それとも色・仕・掛・け?

【よくわかる解説】

「苦」は彼の仕事が忙しくなくなれば会えるのに、、、という彼の仕事を原因にして、自分は何も行動を起こしません。

「楽」は彼に仕事が忙しいのはしょうがないと割り切り、忙してくても会いたくなるような自分になればいいと、自分で現状を打破できると考えています。

■Case.2:いい出会いがない

「苦」:私の条件に合う人に全然会えない。私ってハードル高いのかな。でも妥協してもいいことないし。かといって彼氏は欲しいし。どうしたらいいの?

「楽」:これだけ会ってもときめく人がいないってことは、私、もしかして「いい男の条件」の設定ミスってた?考え直したら、今まで出会った人の中に王子様がいたかも!



【よくわかる解説】

「苦」はいい人に出会いたいという「結果」ばかりにフォーカスしています。結果がでなければ当然凹みます。

「楽」はいい人に出会うまでの「プロセス」にフォーカスしています。どうしたら会えるのか?という過程をたのしんでいます。

■Case.3:失恋した

「苦」:もういや!勇気を振り絞って告白したのに!こんなに傷つくならもう恋愛なんてしたくない!誰も好きになりたくない!

「楽」:嘘でしょ?私ほどのいい女を振る?普通?センスないわね、むしろ今の段階で気づけてよかったわ!もっといいセンスを持った男はどこ!?



【よくわかる解説】「苦」はフラれたことを、自分の価値が認められなかったという視点で捉え、自分へのマイナス評価をつける要因にしています。

「楽」はフラれたことを、センスのない男を足切りしたという視点で捉え、自分が傷つかないような意味づけに変えています。

■恋愛は苦しいものでもないし、楽しいものでもない

色々な事例をご紹介していきましたが、これらを突き詰めると究極的には、

「苦」:恋愛ってこんなに苦しくて胸が締め付けられるような感情を味わうんだ。。。辛いなぁ。

「楽」:恋愛ってこんなに苦しくて胸が締め付けられるような感情を味わうんだ!楽しいなぁ!

となります。恋愛はあなたを苦しくもさせないですし、楽しくもさせてくれません。

あなたが恋愛を通して苦しむのか楽しむのかの違いなのです。恋愛がどういうものなのか、そのあなたの「視点」が恋愛そのものの質を変えてしまうのです。

どうせ恋愛するのなら、楽しい方がよくないですか?(川口美樹/ライター)

(ハウコレ編集部)

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