江戸時代、庶民はどんなもので手や身体を洗っていたの?先人たちの知恵「ぬか袋」を紹介 (2/4ページ)
しかし米ぬかは粉末状なのでそのままではいくらあっても流れていってしまいますから、絹や木綿などの端切れ布で小さな袋を作り、そこに米ぬかを入れて縫い込んだらぬるま湯に浸して水分を十分含ませ、やさしく撫でて使ったそうです。
この「ぬか袋」は日常用品としてよく使われましたが、あまりゴシゴシやると刺激が強すぎて、かえって肌を傷めてしまうので要注意です。
米ぬかで身体を洗う習慣は平安時代から親しまれていたそうで、こういう活用法を発見する先人たちの慧眼に驚かされます。
使用後は軽く絞って水分をよく切って陰干ししておかないと、すぐにカビが生えてしまうので気をつけましょう。
豆や布海苔、ウグイスの糞まで!?美にかける女性たちの執念また、米ぬか以外にも豆を挽いた粉や布海苔(ふのり)の粘液、無患子(むくろじ)の実や梍(さいかち)の莢、中には鶯(ウグイス)の糞などが使われたそうです。