その場で餌を食べようとせず、ビニール袋に入れたエサだけを持ち帰る野良猫。そこには我が子を思う母猫の愛が。 (2/3ページ)
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スタッフは、試しに他の猫たちにもビニール袋に入れたエサを与えてみたが、ドンスク以外は袋に入ったエサにまったく興味をしめさないし、袋を開けて食べようともしない。
スタッフの1人は、これまで5年間野良猫たちにエサを与え続けてきたが、ドンスクのような猫は初めてだという。
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・袋に入ったエサを猫はどこへ運んで行ったの?
スタッフたちは、ドンスクが毎回どこへエサを運んでいるのか気になり、ある日こっそりと後をつけてみた。
ドンスクは、エサの入った袋を口にくわえ、道路を横切って路地に入り、ある場所までやって来た。ドンスクは誰かを待っているように見えた。
その時!ドンスクと同じ毛色の一匹の子猫が現れた。
ドンスクは自分の子猫にご飯を与えるために、毎回袋入りのエサをここまで持ち帰っていたのだ。
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・ドンスクと子猫、スタッフに保護される
ドンスクを知っている人の話によると、ドンスクは数か月前にある建物の地下で5匹の子猫を産んだが、そのうち4匹は予期せぬ事故で亡くなってしまったという。