50歳からでも億万長者になれる「大人のお金学」 (1/3ページ)

日刊大衆

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 50歳で毎月の住宅ローンや車の維持費を抱え、10月からの消費税率UPで家計は苦しくなる一方。「とても貯蓄する余裕などない」というのが、本音だろう。

「6月に金融庁が、“(人生100年時代は)老後は夫婦で2000万円が不足する”とする調査を発表。国民に動揺が広がりました。すぐに撤回されましたが、GMOあおぞらネット銀行によると、老後の生活資金として“2000万円を貯めることができると思う”と答えた人は、わずか3割程度。“思わない”と答えた人がほとんどでした」(全国紙財務省担当記者)とはいえ、無策では暗い老後が待ち構えている。そこで、大増税時代をぶっ飛ばし、「50歳で貯蓄ゼロ」から始めて、億万長者になる方法を伝授しよう。

 億万長者への道の第一歩は、まず、金融庁が暴露した「老後に2000万円」をクリアすることだろう。

『老後資金は貯めるな!』(河出書房新社)などの著書がある、ファイナンシャルプランナーの長尾義弘氏が言う。「まず、公的年金を繰り下げ受給して年金を70歳から受け取ることです。そうすれば42%増しの年金を生涯受給できます。問題は65歳で退職し、そこから70歳までの5年間を、どうやってしのぐかです。夫婦で年間400万円の生活費がかかるとして、5年で2000万円。やはり、2000万円が必要になります。ただ、だからといって貯金が不可欠なわけではありません。私が老後資金は貯めなくていいと主張するのは、そういう意味です」

 退職金が2000万円近くもらえた人は、その時点で準備終了。ただ、会社もいろいろ。本稿では、退職金は省いて考えてみる。

 それでは、65歳から70歳までの生活費用は、どうやってひねり出せばいいのか。「節約です。といっても、部屋中の電気を消して回るという類の節約ではありません。大きな支出を見直せば、毎月7万円を浮かすことができます」(前同)

 まずは保険の見直し。生命保険文化センターの調べによると、1世帯当たりの保険の掛け金は年間38.5万円。月額にすると3.2万円も支出しているのだ。

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