「彼に愚痴を聞いてほしい」なら、まずは自分が彼を思いやること!
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心の距離が近くて、甘えたい存在だからこそ、彼には仕事のことや友達のことなど、なにかと愚痴ってしまう、という人も多いでしょう。
ただ、当然ポジティブな内容ではないので、彼があまり聞いてくれなかったり、逆に「あんまり愚痴りすぎても嫌がられそう」と、いつも言えずにいる・・・なんて悩みがつきものです。
今回は、そんな女子たちの悩みにフォーカスしてみました。
女同士であれば、愚痴も共感を呼びやすく、「わかるー!そういうのマジで面倒くさいよね!」という感じに一緒に盛り上がれることもありますが、異性である彼氏の場合、女の愚痴は「共感<わざわざ聞いてあげるもの」であることが多いようです。
ですので、たとえ彼女であっても、愚痴を聞いてもらうのはタダで受けられて「当然」なるサービスではない、と心得ましょう。
いくら彼氏といっても、「不快な気持ちになるかもしれない」という可能性を考慮したうえで、ちょっとした気遣いを示しながら話すこと!愚痴を言いたいのであれば、マナーを守ることが欠かせないのです。
彼氏に愚痴を言っても、なんだか聞いてくれない。聞いてくれても、「ふ~ん」「そうなんだ」「○○でいいんじゃないの?」など、なんだか真面目に聞いてくれない・・・。
彼氏から愛されていないのかも・・・なんて考えてしまう前に、自分が彼を気遣えているか振り返ってみましょう。愚痴を聞く彼の気持ちや、彼の状況を考えてみることが大切です。
それを踏まえてこちらが伝え方を工夫すれば、彼氏の聞く姿勢だって変化するはずです。
自分が理解・共感できない主張を「○○だよね!?」と、分かるよね、と言うようにぶつけられると、やっぱり不快だったりするもの。
そのため、彼に愚痴を伝えたいのであれば、日頃の人間関係を把握してもらっておいたうえで、なぜそれが起きたのか、どのように起きたのか、をストーリー立てて簡潔に話すことが大切です。
あなたが伝えようとしているその内容は、「自分だけ」しか感じることが難しいことなのかも。愚痴に関係するこちらの状況(職場や学校、友人関係など)を、日頃から理解してもらっておけば、もっと彼も興味を持ってくれていたかもしれません。
しかし、これらを伝えずに、ただ「こう思ったから聞いて!共感して!」というぶつけかたをしてしまうと、彼氏に聞く準備ができていないのは当然のことだと思いませんか?
また、男性はロジック的に物事を考える傾向にあるので、しっかり順序立てて説明すれば、思いのほか親身に聞いてくれるもの。愚痴の内容をしっかり自分の中で整理して伝え、その後にあなたの感情を伝えると、より聞いてもらいやすくなるはずです。
愚痴を言うときは、「怒り」「不満」「嫉妬」「悲しみ」など、負の感情がメイン。そのため、どうしても自分中心になってしまいがちですが、聞いてもらうためにも、そして彼を大切にするためにも、思いやりが大切。ここで役立つのが「クッション言葉」です。
クッション言葉を使うと、相手の心を柔らかくしたり、ストレートに伝えると受け止めるのが難しい感情を、キャッチしやすくしたりしてくれるもの。あなたも愚痴を言いたくなったら一呼吸して、こういった言葉を添えてみましょう。
・「疲れてるときにごめんね」自分が疲れていて、愚痴を聞いてほしいとき、彼氏も同じように疲れているかも。仕事終わりなどのタイミングなら、まず彼を気遣ってあげましょう。
・「夜にごめんね」夜は、愚痴を言うことが多い時間かもしれませんが、ちょっとリラックスしている時間や、眠たくなる時間でもあるもの。遅い時間なら、一言断ってからが正解です。
・「前も聞いてもらったんだけど・・・」以前愚痴を聞いてもらった感謝と合わせて伝えるのが◎。愚痴を聞いてくれてうれしかった、スッキリしたというのがわかれば、彼氏も聞く甲斐を持てます。
・「今日だけ、甘えさせて~」たまに愚痴を聞いてもらいたいときなら、こんなセリフも◎。甘えさせてというフレーズに弱い男性も多いので、聞き入れたもらいやすくなりますよ。
「順序立てて話す+彼氏への思いやり」で伝えれば、愚痴だって聞き入れたもらいやすくなるはず。みなさんもぜひ、愚痴を言いたくなったときの参考にしてみてくださいね。(織留有沙/ライター)
(ハウコレ編集部)