現在のアメリカで行われている悪魔祓いの現場をテレビ局が実況中継 (1/4ページ)
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今年、アメリカで行われた悪魔祓いの現場にテレビカメラが入った。
テレビ局のレポーター、エミリー・バリスさんが訪ねたのは、オレゴン州に住むジェームス・クラウド氏。クラウド氏は「アドベント・カトリック教会」という教派の大司教を務めている。
ただし、「カトリック」と入っていても、この教派はバチカンを中心とするローマ・カトリック教会とは何の関係もない。「カトリック」とは固有名詞ではなく、元々はラテン語で「普遍的な」という意味なのだ。
とはいえ、悪魔の跋扈(ばっこ)に関するクラウド大司教の見解は、ローマ・カトリックのものと大きく異なるわけではない。「時を経るにつれて、こうした(悪魔憑きの)ケースは、より暗く、闇に近づいている」と大司教はいう。
その原因としては、言明はされないものの、オカルト信仰やインターネット上に存在する各種の闇の寄主、ドラッグの普及などが示唆されているそうだ。
Oregon priest performs exorcisms: 'Cases are getting darker'
・金切り声をあげる悪魔に憑かれた
悪魔祓いの行われた場所は、オレゴン州のとあるゴーストタウンに残る、廃墟となった教会だ。
依頼主は、ブレント・グッドリッチさん。この2年間、何体かの悪魔にとり憑かれて苦しんできたのだそうである。
「私も、こうなる前には、こんなことが実在するなんて思っていませんでした」とブレントさん。